グランプリの日曜日

有馬記念、残念ながら馬券は獲れず。う〜ん、ダントツの1番人気が沈んだレースこそ獲りたかったんだけど…。5馬身も差をつけてぶっちぎった優勝馬をさっさと切ってしまったのだから惜しいもクソもないけれど、せめて馬連の買い目をワイドにしてたら…。まあよく考えれば2番人気-3番人気-4番人気できまったレース、けっして大波乱でもなんでもないんやけどなあ。

それだけアーモンドアイの人気がダントツだったということ。ふだん馬券を買わないひとが年に一度だけ買うレースが有馬記念。おなじみ有名人予想、ことしはKISSもマー君も矢野監督もアーモンドアイ1着。こうなると人気馬が実力以上に人気、なのでこういう結果に終わると「なんや、競馬ってやっぱり当たらんな」とせっかくのビギナーが離れていくことにも。

さて夜はM-1。決勝進出組がほとんど入れ替わっていて、昨年出場の3組以外はすべて初めて見るコンビばかり。ヘンな先入観なくフラットに楽しめたかなと。ことしテレビで一度も漫才をしなかったコンビが、誰よりも笑わせて頂点に立つのだから(そして間違いなくきょうからテレビに出まくるわけだから)、やっぱりこのイベントのダイナミズムは素晴らしい。

ファイナリスト3組はそれぞれ面白く、最終結果ほどの差はないと思った。敗者復活で勝ち上がった和牛はもちろん巧かったけど、どこかに「いまさらここで勝たなくても僕らすでに人気者…」みたいな感じが。まあ彼らは20年経っても味のある芸風を続けているように思う。そして30年後ではと言われたら、それはすゑひろがりずってことになるかもしれないけど。