わざわざ遠くまで電車賃使って往復してたら、せっかくの「映画の日」の意味がないことぐらいはわかっている。そう、映画よりもむしろひさびさに八尾の街まで行ってみたいという気持ちを優先させたのが先日の日曜日。80年代初め、大阪の大学生にとって西武セゾン文化は遠い憧れ。ところがその大阪初上陸の地がなんと河内もド河内、「八尾西武」だったとは。
それでも上層階のホールではマニアックな自主上映やライブがあったり、レコード店「WAVE」があったり、オープン当初はそれなりの匂いを放っていたのでけっこう何度かお邪魔。ところが徐々に河内ローカル色が顔を出しやがては単なる郊外都市のベタな百貨店に。もちろんそれは八尾テイストのせいだけにあらず、セゾン文化の衰退にもリンクしていたような…。
…などと言いつつ、この日の目的地はアリオに併設されたMOVIX八尾。せっかくなので上映前の夕食は映画チケット割引を活用しようとするも、レストラン街各店舗がふだんちょくちょくお邪魔しているアリオ鳳のそれとほとんど同じ。とりあえず新鮮味を感じたのが「Hiyori Coffee」。基本的にはパンケーキとタピオカがメインというどうみても女子向けのお店。
そんななか目についたのがトルコライス。こちらのほうもひさびさ、オムライスとトンカツの上からデミグラスソースがけとはさすがのボリューム、高カロリーとわかってはいても美味いものは美味い。そうそう「八尾西武」跡の「LINOAS(名前にLionsが入ってるのは単なる偶然か)」内「TSUTAYA」はけっこうなスケール、次回はじっくり見ることにします。
ハワイ語で明るい明日って意味です。
八尾西武ができた頃の西武は
それまでの年寄が行く百貨店というイメージを
変える力ありましたから。
初めはウォークマンをつけたままの店員がかっこいいと評価されていたんですが、
売上が下がるにつれて、やっぱりそれはあかんやろになっていったのドス。
オムライスの上に安直に100円ハヤシライスソースはよくかけて食しますが
大阪北極星の京都地下街のオムライスは、驚くほど口に会わなく残念だったなぁ。
大学時のバイト先で一緒だった女性が西武百貨店に就職して八尾西武に配属、売り場に冷やかしに行ったりもしました。懐かしい思い出です。
トシを重ねてからだとだんだんと食べるのにしんどくなってくるので、お若いうちに。