日曜日の夕暮れどき、京都競馬場をあとにした我々は一気に京橋まで向かった。ふだんは駅の西側(環状線の内側)ばかりウロウロする街、ディープな匂い漂う東側にほとんどなじみなし。この界隈に詳しいかたの先導で商店街の一角そして京阪電車の高架下でもある「リンコン カタルーニャ」というスペインバルに入る。ここからひとり合流して男子4名での晩餐。
まずはタパスの豊富なメニューからいくつか(フォト中)。ふだんあまり縁のないスパニッシュはどれもこれも新鮮、これはちょっと苦手というのがひとつもない。いつのまにか店内大型スクリーンではプレミア12・日韓決勝戦、ウダウダしゃべりながらも侍ジャパンの応援。野球なんてめったになし、ふだんはやっぱりカタルーニャ、バルサの試合中心の放映だとか。
ハチノスどっさりのトリッパや小エビと貝類のアヒージョ(スープが最高に美味!)、オーダーをいくつも重ね、シメにはこのお店最大のウリ、カタルーニャ名物のイカ入りフィデウア(フォト右)2人前を4人でシェア。パエリアのご飯の部分がパスタしかもビーフン的細麺になったものをご想像いただければ。どこかオリエンタルな匂いがして意外になじみやすい。
稲葉監督の胴上げまできっちり見届けたから、結局お店には5時間近くいたことになるか。スペイン産ノンアルコールビール+ウーロン茶2杯+ジンジャエールと続けた私はともかく、誰もみなワインがぐんぐん進み、会計はひとり6000円越え(呑まない私は5500円にマケてもらう)。京橋駅東側に連なるディープな世界、まだまだなにかがありそうな気がします。
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