スマホを落としただけなのに

58歳初の不覚。場所はなんばCity周辺。チノパンのポケットからスマホを取りだそうとしたとき、うっかり手のひらからすべらし地面に落としてしまった。春先からの手荒れが完治してなくて指先の引っかかりがなくなっていたことも一因。あわてて拾うも画面のガラスはきっちりと破損。見事なまでにクモの巣状のひび割れ。これぞまさに“Web”だ。

ちょっと気が動転しつつすぐにスマホ修理のお店を調べた。するとそこから歩いてわずか1分のところ、なんばCity南館2Fにこの4月オープンしたばかりのお店があるというではないか。さっそく駆けこむと出てきたのは栃乃洋みたいな顔をした大柄なニーチャン。30分ぐらいで修理できますとのこと。お値段は税込で7440円とはちょっと高くつく。

「学生のかたなら学割が効いて500円引きなんですが…」とニーチャン。あとFacebook・Google+・LINEに（もちろん好意的な）レビューを載せたらそれぞれ500円引くと。つまり学生さんが3つのSNSに何か書いたら最大2000円引きになると。残念というか案の定というかmixiは相手にされていない。mixiにレビューを書けというのだったらクサルほど書いてやるのに。

ちなみにスマホ購入時にケチって保険には未加入。あのとき保険だけは入っとけと周囲に言われたんだけど…。今月はバースデー特典でいろいろオイシイ思いをしていたのに、これですべて吹っ飛んだ。こうなったら来週の日曜、現地に駆けつける天皇賞ですべてを取り返すつもり。つまり7440円以上浮く馬券しか買わないと決意。文字通り“平成最後の大勝負”だ。