mixiユーザー(id:2399973)

2019年03月25日16:40

174 view

平成の大相撲、これにて千秋楽

きのうの結びの一番は平成の最後を飾るにふさわしい熱戦。昭和最後の一番が大相撲の歴史に残る一戦だったことを知っている角界ファンにとっては、やっぱり今回も節目に値するものであってほしいと願っていたはず。もっとも千代の富士が大乃国に仰向けにされたときは、誰もこれが昭和最後の一番になるなんて思っていなかったけれど。

平成の角界を象徴するかのように、きのうの結びの一番はモンゴル出身横綱同士の対戦。そう、平成の30年間をふりかえると、最初の10年間は若貴とハワイ勢がしのぎを削っていたけれど、あとのほぼ20年間はモンゴル出身力士全盛、平成181場所中なんと84場所でモンゴル出身力士が優勝している(朝青龍初優勝後だと99場所中84場所!)。

そして来場所つまり新しい時代の最初の場所、三役以上の顔ぶれはモンゴル出身力士(白鵬・鶴竜・逸ノ城)、ジョージア出身(栃ノ心)とブルガリア出身(碧山)、フィリピン人とのハーフ(高安・御嶽海)、そして日本出身(豪栄道・貴景勝〜ふたりとも関西人!)となる。こんなバリエーション、平成の初めのころに想像できただろうか。

たしかにかって高見山がひとりがんばっていたころの相撲雑誌には、『21世紀の角界は世界中の強者が集まりしのぎを削るだろう』みたいな予言らしきことが書いてあったけど。新しい時代の大相撲はいったいどんなふうになっていくんだろう、ほんとに楽しみで仕方ない。(おそらく新しい時代の星となるだろう貴景勝に関しては、あさっての大関昇進伝達式のあとにでも)
22 4

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2019年03月>
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31