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2018年11月22日17:00

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母親の遺した思いやり

母親がかけていた生命保険の手続きに追われる日々。リスクヘッジと税金対策を兼ねたのか、保険の種類も多種多様、郵貯簡保から大手生保、外資系まで4機関7口におよび、米ドルや豪ドル建てがあると思えば、受取人のほうも父親だけでなく、私と弟半々とか、とにかくバリエーションに富んでいる。この細かな配慮は遺されたものへの母親なりの思いやりなのだろう。

なので受け取りに必要とされる公的な書類は、請求先によってさまざま、そのぶん役所のほうへひんぱんに通うことになる。おかげで狭山市役所や阿倍野区役所の窓口のひとにはすっかり顔を覚えられてしまった(阿倍野区役所の窓口対応が以前より格段によくなったと思っていたら、すべてパソナからの派遣職員だった、そりゃよくなるはずだ)。

ウチとは関係ないと思うけど銀行のひとに聞いた話。90年代後半の金融危機ついで施行されたペイオフ(1000万以下の個人名義預金は保護されるんだったか)のさい、退職金等の資産を各金融機関に分散させたひとたちが、いま順番に鬼籍に入る時期に来ているらしい。なので遺産管理や相続手続きがとてもややこしく、いままでになく煩雑な作業に追われているとか。

そうそう、ウチはまだまだシンプルなほうだとつくづく思う。いろいろと生々しい実例を聞かされると、男2人兄弟というのは相続手続きにおいてこのうえなくクリアだと感じる。どちらにしてもやがていくばくかの金額がこちらの手元に払い込まれるわけだし、長年のあいだなけなしのおカネを掛け続けていた母親にはいくら感謝してもしきれないということです。

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