バブルガム・ブラザーズ＠心斎橋BIGCAT

結成35周年記念ライブとか。まあふたりとも途中にいろいろあったから実働35年ではないと思うけど。ペア招待に当選、Cーる君を誘う。我々招待客をふくめても400名に満たない集客。彼らもコール＆レスポンスのさいに「少人数！」と自虐的に煽っていた。なので一般客より30分あとの入場にもかかわらず、前から3列目を確保できた。

ほとんどがオリジナル曲ながらサム＆デイブのカバーがやたらとカッコよく、それはかってポール・ヤングと鈴木雅之がデュエットした「COME ON IN」だとCーる君が教えてくれた。我々の周囲はコアなファンばかり、すべての曲に完璧な身ぶり手ぶりで応じている。我々がついていけたのは“OLY OLY OLY OH! YELY YELY YELY YEAH!”ぐらいだった。

「WON'T BE LONG」、きっちりオーラスそして思いきりロングヴァージョン、やっぱりこの夜一番の盛りあがりを見せたのがこの曲だった。ヒットしていたころを思いだす。オッサン連中がカラオケで若者に迎合するためのキラーコンテンツ、ちょっとウザく思っていた曲。まあ、こちらいまでは当時のオッサン連中よりもずっと年上になってるんだけど。

ライブならではのエロネタふくめ、ブラザー・トムから連射される客いじりは最高。ブラザー・コーンはまだまだ身体のキレがよく、JBばりのファンキーなアクションを何度もキメていた。その可動域のせいか、どうも芸能界寄りに見られがちな彼ら。だけどブルース・ブラザーズに触発されて結成したというふたりのステージングはR&Bフレーバー満開、本当に楽しい一夜でした。