13年ぶりにテレビを買いかえる(上)

液晶テレビの省エネ能力は年々進化、消費電力あるいは月々の電気代は、ついに同サイズのブラウン管テレビの半分になったという。さすがにこれは買いかえどきかと思っていたら、さすが13年間連れ添った間柄、こちらの気持ちを察したのかテレビのほうから勝手に壊れてくれた。数日前から急に消えたりついたりを繰り返すようになってしまったのです。

ただしDVDの映像はいぜんクリア、なのでおそらく地デジ化時に購入したチューナーがイかれてしまったのかなと。まあそれですらもう7年もつきあっているわけだし。…ということでここに来てついにテレビ買いかえを決意。思えばこの“「画王」シリーズ最終商品”よく13年もモったものだと。最初は薄型テレビまでのワンポイントリリーフぐらいに思っていたのに。

その一台(一代)前、結婚したときに買ったのが同じ「画王」29インチ、こちらは12年の寿命。それをわずか一年ながら上回ることになるとは。ここでお気づきかどうか、最初のテレビが12年、次が13年、合わせて25年。そう来月に我々夫婦は銀婚式、なんとか25年モったことを自分たちで勝手に祝う、ごほうびとしてのテレビ購入とここは強引に位置づけた次第。

そして日常のなかテレビの存在感はいつのまにかすっかり低下、DVDはほとんど見ないし、ゲームもまったくしない。なのでこれまでとサイズ的に違和感ない32インチ、そしてできるだけシンプルで長持ちかつ電気代がお安くつくほうがよろしい。…などと条件付け、Amazonやジャパネットたかたを横目で見つつビックカメラに向かったのであった(明日に続く)。