つかみはやっぱりジュリー騒動、お笑いライブにはいま格好のネタかも。ちなみにきのうは400席のキャパに70人…なんてことはなく見事に完売、立ち見もあり。いや、これは今回の全国ツアー12か所15公演すべてにおいてのこと、地元東京では追加公演も決定。ツアータイトルは「「ワッショイ」でない事だけは確か」、この奇妙なフレーズは内海桂子師匠のツイートから。
まず「2018年をヤホーで調べました」というお得意の一席。ことしの出来事を1月からふりかえり、スポーツ好きのボケ担当・塙宣之が冬季五輪・W杯・角界騒動・アマチュアスポーツ界の腐敗等を次々と斬っていく。そのあとはゲストの笑い飯や浅越ゴエの登場をはさみつつ、短い目のネタを6本、最後は浅草東洋館を舞台にした刑事ものパロディコント。
前から思っていたことだけど、このコンビはツッコミ担当・土屋伸之の切れ味がよくなってからグッと面白くなったような。熱心なファンそしてお笑い好きが集まったきのうも、塙がボケたときよりも土屋のツッコミを待ってその言葉に爆笑する、みたいなリアクションが何度もみられたし。漫才を面白くするのはやっぱりツッコミの切れ味次第ということかも。
電波に乗せるのはとうていムリ、ライブならではの…みたいな部分はあまりなく、結局のところは最初の長尺ものが一番面白かったかなと。いままでのパターンを脱却しながらもまだ練りこみが足らないのか、ちょっと笑いがクドすぎてあまりついていけなかったネタもあったし(場内は爆笑だったけど)。やっぱり時事ネタを限界ギリギリのところで斬っていく彼らが一番ですね。
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