FM cocoloステージのある桃園小学校グラウンドにはふたつ前のプログラム直前に到着、最前列長椅子のさらに前、ステージまでのわずかな空間にシートを敷いてかぶりつき状態。昨年同じ場所での南佳孝ライブには開始ギリギリの到着、満場のなかを縫う前方進出にはかなりのモンローウォークが強いられると見て断念、その反省をふまえた早めのポジション確保。
さて、さわやかな風が吹くなか初めてのナマ原田真二。ステージにはピアノとギターだけの完全おひとりライブ。英語がまじったツカミの曲をギターで披露したあとは、何曲も同時にランクインしたあのころの「ザ・ベストテン」さながらに、「キャンディ」「タイム・トラベル」「てぃーんずぶるーす」「OUR SONG」と代表曲ばかりをたたみかけていく。
ここまできたら「シャドー・ボクサー」や「サウザンド・ナイツ」もと思いつつ、やっぱりヒット曲というのは最上の武器、そしてやっぱりいいメロディばかりだなあと彼のポップセンスにあらためて感銘。満場のなかには往年の女性ファンもけっこう点在、曲にあわせて「シンジ〜」のかけ声、それにこたえる彼の客いじりもすっかり慣れたものだった。
ベスト選曲にくわえて”かってのアイドル”自虐的なMC、けっこう練られたとおぼしき客いじり…まあ今回はあくまで短尺の野外フェス仕様といったところ。もしまた機会があればビルボードライブあたりで、最近の曲を中心にじっくりと優れたメロディーメイカーの彼に耳を傾けたいと思った次第。高槻ジャズストリートその他もろもろに関してはまた明日にでも。
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