百貨店催事の大定番。情報も流通も行きわたり、めずらしいものなんてほとんどなくなったこの時代、マンネリもいいところだと思うけど、それでもゴールデンウイークにぶつけてくるのだからやっぱり集客力があるということか。しかも今回は前半と後半で出店の顔ぶれをそっくり入れ替えるとか、北海道の側にとってもまさに“おいしい”イベントなり。
会場かなりの混雑、前半も最終日までくると口コミがかなり伝わったか、行列のできているお店とそうでないお店がクッキリ。とにかく空腹をなんとかしたかったこちらとしては、スイーツやスナックなんかよりまずはしっかりしたものをイートイン。小樽ラーメンは長蛇の列だったし、海鮮丼はほとんどOver3000円、騒々しい空間のカウンター席でかきこむにはちょっとお高いかなと。
そこで残ったのがスープカレー。札幌の「GARAKU」という人気店だそうな。スープに浮かぶチキンも北海道産ということで税込1188円。汗をふきふきいただいたひさしぶりのこのお味。ブロッコリーに似た野菜(それとも長い目に茹でたブロッコリーに何か味を浸みこませたのかも)がやたらと旨い。添えられたご飯はあきらかにアジア米、スープに浸していただたくとこれもまた美味。
カレーのあと、口はきっちりソフトクリームを欲しがってしまう。この巧妙な道産子連係プレー。ところが清水町(帯広近く)「あすなろファーミング」にはおそらく会場内で最長の行列、もちろん周囲はソフトクリームをほおばるひとでいっぱい。このひとの群れを見て今回はやむなく断念。できることならこのリベンジ、いつか実際に北の大地を踏みしめたとき果たしたいですね。
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