音楽出版社のムック本「カセットテープ時代」、いつのまにかPart2が書店にならんでいた。Part1への反響にけっこういいものがあったということか。第2弾ともなると、前回以上にどこをどう掘り下げるのやらと思ったけど、まあいろいろとネタはあるもの。オーディオ寄りの専門的な話になるとちょっとわからないけど、懐かしいフォトをいろいろながめているだけで楽しいもんです。
同世代の音楽好き同士でカセットに関する思い出を語り合ったら、話はまさにエンドレステープ。やれどこそこのテープは他社のよりちょっとだけ収録時間が長かったとか、どこそこのテープは最初にクリーニングテープがついていてヘッドを掃除してくれるからおトクだとか、誰しもちょっとした小ネタを持っているもの（これってどちらもマクセルのことだったっけ？）。
こちらが日々のエアチェックでお世話になっていたのは9割がたFUJIのテープ。いろいろグレードがあってその商品記号までは忘れてしまったけど、とにかく一番お安い60分のやつ。いつも近所のニチイか上新電機で買っていたんだけど、ただ単に3巻パックのお値段が他社（SONY/TDK/マクセル）より安かったという理由だけで。たぶんそれは数十円の差だと思うけど。
これはFUJIのカセットがAXIAと名乗り、CMにブライアン・フェリーを起用したりするずっと前の話です。おかげさまでレーベルに付いているシールの点数はけっこう貯まり、カセットが200巻ぐらい納まる木製キャビネットをいただいたけど、カセット以外何も収納できず、結局長いあいだ実家のどこかでホコリをかぶったままという次第。でもこういうネタが懐かしく面白いんですよね。
↓音楽出版社HP「カセットテープ時代 Part2」
http://www.cdjournal.com/Company/products/mook.php?mno=20170531
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