mixiユーザー(id:2399973)

2017年06月13日16:10

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乱発されるランパス

いま書店の店頭には「ランチパスポート」がやたらと目立っている。見かけはほぼ同じながら、カバーするエリアが違っていたり、“肉料理”とかジャンルに特化していたり。たぶん本家本元のバージョンはせいぜいひとつかふたつで、装丁を似せた便乗商品みたいなものもあるのだろう。どちらにしても最近の出版企画では数少ないヒットと言えるのかも。

このランパス、実は2〜3年前、たしかスタートして2シーズン目だったかに「天王寺・あべの」版を一度だけ購入、とりあえずモトは取れる程度まで利用した(といってもせいぜい数十円だったと思う)ことがあったけど、結局それっきり。お店にけっこうバリエーションがあるようで、いざとなるとそれほどでもなく、メニューも限られていて、見かけほどのお得感がなかったような。

あと、こんなこと言ってるようじゃダメなのかもしれないけど、着席して注文を取りに来たお店のひとにこの冊子を見せるのが「なんや、セコイ奴やな」と思われているようでなんとなく気はずかしく思ったりもして…。いや、ふだん飲食店で食後の会計時にスマホの画面やクーポン券をチラッと見せることにはまったく抵抗がないのだけど(むしろ積極的に利用してます)。

そもそもこのランパスは取材・編集を各エリアの編集プロダクションにゆだねることによって、既成の出版社のガイドブックにはない地方目線・地元密着のコンテンツが実現した、みたいなのがウリだったはず。それに関してはいまでも維持しているのかなと。どんなジャンルでもひとつアタると、おカネが潤沢にある大きなところがやってくるのは世の習いだから。

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