邦画のほうは例年になく楽しい順位づけでした。選んだ作品もバラエティーに富んでいて、個人的には豊作の一年だったといってもいいかも。1〜5位と6〜10位、だいたいおおきくふたつに分かれ、それぞれのなかでの差はあまりありません。業界的にも東宝を中心にいい年だったみたいで。まあそのぶん来年はアニメと前・後編ものの公開がぐっと増えてきそうな。
1.湯を沸かすほどの熱い愛
2.リップヴァンウィンクルの花嫁
3.シン・ゴジラ
4.淵に立つ
5.永い言い訳
6.君の名は。
7.葛城事件
8.ディストラクション・ベイビーズ
9.日本で一番悪い奴ら
10.この世界の片隅に
主演男優賞=綾野剛
主演女優賞=宮沢りえ
助演男優賞=竹原ピストル
助演女優賞=りりィ
11位以下は順不同で「オーバーフェンス」「二重生活」「64 ロクヨン 前・後編」「さとにきたらええやん」「FAKE」「海よりもまだ深く」「ちはやふる 前・後編」といったところ。実は昨年暮れに観た「ハッピーアワー」の余韻を引きずったままの一年でした。いまでも夜の神戸の街を歩くと彼女たちに出くわしそうな気がして。
主演男優・綾野剛は文句なしのダントツ、黒木華との争いに勝った宮沢りえは主演するたびに選んでいるような。助演男優・女優は池松壮亮・菅田将暉・Cocco・上白石萌音でもよかったけど、強烈なインパクト重視ということにしました。新人賞、女優は圧倒的に杉咲花だと思うけど、男優のほうはちょっと思いつかない、来年はスゴイの出てきてくれ。
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