ことしは10本えらぶのにちょっと苦労したかと。これは面白い作品が少なかったということではなくて、けっこうハイレベルな傑作が多く並んでいたような印象、ベストテン選びはしんどいけどベスト20ならすんなりということです。あと本当に面白い作品を見のがしている感じが例年より強いんですね。観た総本数は例年とさほど変わらないかむしろ多いくらいなんですが。
1.スポットライト 世紀のスクープ
2.ハドソン川の奇跡
3.オデッセイ
4.ストレイト・アウタ・コンプトン
5.シング・ストリート 未来へのうた
6.キャロル
7.手紙は憶えている
8.さざなみ
9.トランボ ハリウッドに最も嫌われた男
10.ブリッジ・オブ・スパイ
ベスト3と4位以下のあいだにはちょっと開きがありますが、それぞれのなかでの差はわずかです。11位以下は順不同で「ルーム」「山河ノスタルジア」「ブルックリン」「ドリームホーム 99%を繰る男たち」「ティエリー・トグルドーの憂鬱」「弁護人」といったところ。ことしもまた総じてオスカー・ノミニー組が多くなってしまったようで。
来年はアジア映画をもっと観たい…と、このところ毎年同じことを書いているような気が。高校の映画研究部に入部して来年でちょうど40年、そのころからのつきあいのおかげでいまでもいろいろ楽しめていることに感謝しつつ(タダ券をいく度となくいただくこともふくめて)、来年も多くのいい映画と出会いたいもんです。あすは日本映画。
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