mixiユーザー(id:2399973)

2016年07月17日16:20

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「ミスター・ダイナマイト ファンクの帝王ジェームス・ブラウン」〜ゲロッパいいとこどり

血沸き肉躍るライブ・パフォーマンス、おもむろにステージに現れた彼からいきなりおなじみのステップ。何度観てもたまらない、この瞬間の高揚感。なぜナマの彼を体験しなかったんだろう、たとえそれが晩年のものであっても90年代には毎年のように日本に来ていたのに。昨年の伝記映画に続いて今回はドキュメンタリー。制作者として双方に名を連ねるのがミック・ジャガー。

ドキュメンタリーとしてはオーソドックスなつくり。当時の映像のあいだに、全盛期の彼を知る証言者のインタビューをはさんでいく記録映画の王道。60年代、テレビ番組に彼と前後して出演したローリング・ストーンズ(ミック・ジャガー)の妙な対抗心、そして若き日のブーツィー・コリンズのベース・プレイ、どちらもほほえましくて思わずニンマリしてしまう。

今回初公開と言われる資料映像が、おそらく“黒人解放運動と彼の関わり”みたいな部分に多くふくまれているのだろう。もちろんそれは60年代のアメリカを語るうえでとても大切なことだと理解してはいるけれど、けっこうな時間が割かれていてちょっと退屈を覚えたのも事実。やっぱりライブでハジける彼を少しでも多く観たかったなというのが本音です。

そして彼自身の映像は70年代前半あたりまで。もちろん80年代後半以降のヒップホップ等にあたえた影響はきっちり織りこまれているけれど、伝記映画のほうで描かれた、彼の人生におけるダークな部分にはいっさい触れず。ここは彼のもっともおいしいところ(日清カップヌードルにあらず)を味わえる作品として、スクリーンにあわせてカラダを揺らすのが一番かなと思いました。
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コメント

  • mixiユーザー

    mixiユーザー2016年07月17日 22:21
     ミック・ジャガーは、若い頃から、自らのステージ・パフォーマンスを上げるために、レニ・リーフェンシュタールの「意志の勝利」を繰り返し鑑賞・研究したそうですから、映像に対する造詣にはかなり深いものがあるようですね。
     ただ、それは、今回の作品にはあまり生かされなかったみたいですが。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2016年07月18日 01:02
    > mixiユーザー はあ〜そういう作品を研究してるんですか。まったく意外なところに食いついたような気がします。様式美みたいなものにこだわったんでしょうかね。

mixiユーザー

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