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2016年07月12日15:40

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ボウイゆかりの地、正伝寺を訪れる(上)

「クリスタル・ジャパン」CM撮影のとき、ロケ地としてこの正伝寺を推したのはボウイ自身だったという。京阪電車の終点・出町柳から、賀茂の流れをさかのぼるようにして走る路線バスにゆられて30分。ヘンピなエリアのせいか、ほとんどの観光ガイドブックで無視されているスポット。地図で見るかぎりではもっと山間部かと思っていたけど、ちょっとした新興住宅地だったのは意外。

ところが寺門が目の前にせまるあたりから急に山深くなり、美しい木々に囲まれつつゆるやかな坂道になった参道を歩くことに。目の前にひろがるのは緑だけでなく翠も碧もあるような色合いの妙、それは昨年訪れた苔寺(西芳寺)の庭園(ボウイ楽曲「モス・ガーデン」発想の地)を思わせて、なるほどボウイが愛するわけだなと勝手に納得する。

とても日曜日の午後とは思えない静けさ。小川のせせらぎしか聞こえず、本堂の入口で拝観料を払うあたりまでは誰ともすれ違わない。いまごろ京都メジャーどころスポットはとてつもない喧噪だろうと得をした気分になり、来るなら来てみろ外国人観光客と言いたくなってくる。この秘めたる空間を教えてくれたのはイギリス人(ボウイ)なんだけど。

本堂に入り、CMでチラッとだけ映っていた枯山水の庭園に向かう。苔寺でそうしたように、最初はそこで「クリスタル・ジャパン」をスマホから流そうと思っていた。でもあまりの静けさにためらってしまい、結局は脳内再生にとどめてそのぜいたくな時間をすごした。ボウイが逝ってちょうど半年だと気がついたのはそのとき。この庭園の素晴らしさに関してはまた明日ということで。
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コメント

  • mixiユーザー

    mixiユーザー2016年07月12日 20:08
    外国人に知られる前に、行っておきたいです。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2016年07月12日 20:15
     苔寺には、修学旅行で行ったことがあるのですが、正伝寺という穴場スポットがあったとは初めて知りました。従弟が京阪電車に勤めてるんですが、彼は教えてくれなかったなぁ。今度言っとこ(^_-)-☆
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2016年07月12日 20:56
    新婚間もない頃、妻と行ったことあると思います。市街を外れた、誰もいない閑静な寺でした。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2016年07月12日 22:34
    CM覚えてます。正伝寺も小学生の頃に法事で行った記憶が。本当に正伝寺だったのか改めて行きたくなりました。小学生の頃は血天井ばかり気になってました。庭も綺麗だったような記憶がうっすらです。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2016年07月12日 22:44
    お寺好きとしましては、是非とも行ってみたいと思いました。
    さすがhayamiさんexclamation ×2そんな気にさせられた素晴らしいレビューだと思いました。
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    mixiユーザー2016年07月12日 22:54
    彼はとても京都を愛していたようですね。少し前になりますが京都新聞にシリーズで彼が京都を何度も訪れた軌跡を読みました。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2016年07月13日 01:33
    > mixiユーザー 最近はまさかこんなところに、みたいな場所にまで海外からの観光客と出くわしますからね。ネット時代になってからの現象ですね。
    …ということに関係なく、ぜひ一度お訪ねください。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2016年07月13日 01:37
    > mixiユーザー まあお仕事の内容にもよりますが、従弟のかたでもご存じないかも。ネットは別にして、主要ガイドブックでここの記述(わずか数行ですが)あったのはわずか1冊だけでしたから。もちろんどれにも地図上には名前が載っていましたが。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2016年07月13日 01:39
    > mixiユーザー そうなんですか!おそらくそのころは田畑連なる田園地帯だったと思います。
    築20年以内と思われる一戸建て住宅をやたら見ましたから。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2016年07月13日 01:41
    > mixiユーザー やっぱり行かれてましたか!しかも法事で。明日の日記に書こうと思ってますが、ホントおすすめの隠し玉的スポットです。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2016年07月13日 01:42
    > mixiユーザー ありがとうございます。ぜひお訪ねください。
    まあまだ明日の日記に続きがあるんですが(笑)。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2016年07月13日 01:43
    > mixiユーザー 京都新聞の記事、どこかで読みました。彼が訪れた軌跡を少しずつたどろうと思ってます。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2016年07月13日 01:48
    今、初めて「血天井」+「あの庭」=〈正伝寺〉という正解が私にもたらされました。
    (恐らく1968年)坊主頭の中学生で、社会科クラブ員だった私は、夏休みの見学として顧問だった「大髭先生(運搬車みたいな自転車で学校に来る「おばちゃん」!!)」の引率で京都へ。まだ、地べたを走ってた京阪電車・京橋駅から最初に、件の「正伝寺」〜「六波羅蜜寺」〜(もう一つ行ったんやけど…)と見学して、クラブ員の「夏休みレポート」を書いたのです。
    六波羅蜜寺の空也の有名な像も印象には残りましたが、血天井から降り注ぐ「タナトス?」に圧倒されて、瀟洒な庭園の印象は皆無でした。ただ疲れていただけでしょうが、帰宅していつも通り銭湯に行き、扇風機の風で湿気を飛ばしていた私は、顎の辺りに粘つきを感じてバスタオルを当てると、掌くらいの真っ赤な広がり… 何の痛みも無かったので余計驚いてベンチに座って、おびただしい量の鼻血が治まるまで上を向いているしかありませんでした。
    それから正確には何年後かは記憶に無いけれど、あのCMの清澄感と彼の強烈な透明感に誘われて「純」は、私達の濁った酒盛りの定番となりました。
    まさか、あの「うめき声」が落ちてきそうな廊下と、白砂青松そのものの庭園が、同じ名刹の中であったとは?!
    40年以上を経て、辿り着いた事実。生きていると、不思議な邂逅があるものです。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2016年07月13日 01:48
    > mixiユーザー 一日の日記として成立するぐらいの(笑)、たいへんていねいなコメントありがとうございます。
    はあ〜そういう邂逅もあるんですね。その見学ルートは大髭先生が考えられたんでしょうか、興味深いセレクトですね。
    そういえば「純」のCMのとき私は未成年ギリギリ、ふつうは好奇心が最優先する年齢ですが、不思議と呑みたいとは思わなかったんです(笑)。

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