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mixiユーザー(id:2399973)

2016年05月21日14:00

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「ディストラクション・ベイビーズ」〜ただただ殴り合い

えらく殴られたこの男、柳楽優弥くんの現在形。誰も知らなかったあの14歳からひと回り、いまや26歳の立派な青年と言いたいところだけど、今回の役柄は路上でいきなり見知らぬ人間にケンカを仕掛けていくチンピラ野郎。愛媛・松山を舞台にした若者たちの青春群像…というにはあまりにも狂気に満ちた、ただただ暴力だけが最優先される世界。

いやマジでほとんどが殴り合いそして生々しさあふれる流血。チャンバラ映画やカンフー映画のように、ファイティングにおける計算された手数の段取りを、真利子哲也監督はほとんど放棄したかのよう、すべてを若手俳優たちが持つ野性的な肉体感覚にゆだね、そして自身はまるでケンカをながめる野次馬のようにひたすら長回しに徹している。
 
物語後半は、ほとんどセリフらしいセリフのない主人公(柳楽優弥)にかわって、どうしようもなくクズな高校生(いま売り出し中の菅田将暉〜ことしだけで映画9本に出演)がクローズアップされてくる。どこまでリアルなのかわからないけれど、彼の口から発するあまりにも無意味なチンピラ独自の言語感覚みたいなものがとても興味深い。

ネット社会がゆえの波紋みたいな部分が多少織りこまれたり、日本の地方都市を舞台にした映画作品ではもうすっかりおなじみの演出がラストシーンには登場して、またこれかと苦笑いしてしまう部分もあるけど、基本的には問題提起もなくそして結論めいたこともない、最初から最後まで直線的に続く暴力シーンとどこまで向き合えるかがすべてと言える作品です。
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コメント

  • mixiユーザー

    mixiユーザー2016年05月21日 14:10
    予告編観て圧倒されましたが、『ガキ帝国』の平成版っていうのとは違うみたいですね(^^;;
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2016年05月21日 14:35
     柳楽優弥くんは、この映画でイメージチェンジでも図ったんですかね?
     子役で大成した人が大人の俳優として生きていく困難は、それでなくても、宿命ともいえる試練ですが。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2016年05月22日 01:51
    > mixiユーザー 「ガキ帝国」か、まあそれよりもっと無秩序で意味のない殴り合いですね(笑)。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2016年05月22日 01:54
    > mixiユーザー 彼はすでに何度かイメージチェンジを図ってるんですが、なかなかうまくいかないようです(笑)。

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