ブーランジェリーで歌う男

「東住吉 三駅物語 バル」、友人のkurobeさんが駒川商店街近くのパン屋さんで歌うというから、かっての地元民としてはぜひともお邪魔しないと。そこは「ブーランジェリー ムッシュ シゲ」という清潔感あふれた立派なお店。けっしていいとはいえない立地にこんなキレイな空間があるとは。かってはけっこう殺風景だった場所、このあたりもずいぶん変わったもんだ。

ライブが始まった。もちろんパン屋さんとしてはふつうの営業時間、パンをもとめるお客さんがひっきりなしにやってきて、トングとトレイを手にしつつ、弾き語りをするkurobeさんの近くをウロウロする。それでもかまわず熱唱するkurobeさん。持ち歌数曲、ラストは例によって十八番の「FUJIIDERA」。「録音したんや」とか言ってこの曲が入ったCDをいただいた。

ライブのあとはkurobeさんとともにカレーパン＋ドリンクのバルメニュー。このカレーパンが特筆もの、なんとカレールーが揚げパンのうえからふんだんにかけられてあり、ナイフとフォークでいただく趣向だ。もちろん揚げパンそのもののクオリティも高く、中身は鶏肉を刻んだようなものが入っていたような気がするけど、カレールーの迫力に圧倒されてあまり覚えていない。

たまたま同席した女性が、わが東住吉高校の5年後輩だった。懐かし話でけっこう盛りあがっていると、お店を切り盛りしている女性（ブーランジェリー・シェフの奥様？）もこれまた同窓生だとわかった。私が23期で彼女たちが28期そして34期。やっぱり地元にもどるとこういう展開が待っている。懐かし話がさらに盛り上がったのはいうまでもない。

↓ブーランジェリー ムッシュ シゲ HP
http://monsieur-shige.com/