きのうの夜は人生の半分ぐらいを過ごした町、針中野界隈へ。ここはあべのから近鉄南大阪線で四つ目の下町、大きなターミナルから四つ目ぐらいの駅の周辺の雰囲気ってどなたでもだいたい想像がつくでしょう?そう、そのご想像はきっちり当たってます。駅前に商店街が続く、大阪市内のどこにでもあるごちゃごちゃした住宅地です。
高校時代の友人、男女ひとりずつ私を合わせて計3名で駅前の「白木屋」へ。ここは以前パチンコ屋だったはず。そういえば待ち合わせはこちらが中学のときからずっと存在しているマクドとミスドのあいだあたりの路上。この40年、ぜんぜん変わっていないようでちょこちょこ変わっている、マイナーチェンジばかりをくりかえしている町でもあります。
友人男性のほうが椎間板ヘルニアに罹ったばかり、乾杯をしてしばらくはその話が続くもやがて話題はおきまりの高校時代メモリー。場所が高校の最寄り駅駅前という格好の空間だけにノスタルジックな思いに拍車がかかりました。もうひとりは先月ひさしぶりに再会したばかりのバトン部部員だった女性。当時のバトン部内人間模様にこちらの好奇心はまたもやMAXとなりました。
私はウーロン茶をくりかえし、友人男性は身体に気を遣って少量のお酒。結局一番呑んでいたのは友人女性、3人合わせて会計14000円なりって「白木屋」にしてはけっこうなほうでは。夜半11時をすぎてから駅周辺をそぞろ歩く3人。近鉄線の高架沿いをまっすぐ進む夏の夜…この感覚って高校・大学時代以来ひさしぶりのこと。なんとも言えない懐かしい気分になりましたね。
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