昨夜の地震にはまったく気がつきませんでした。午前3時42分ごろ、大阪市内震度3ですか。実はその時間しっかりと起きていたんだけど、マイミクのかた何人かのつぶやきにて知ることに。最近は地震感知能力がすっかり弱くなってしまったようで。以前は誰よりも鋭かったんですよ。私ひとりがささやかな揺れを感じて「地震や!」と言っても、すぐ周りから「ウソや!」と返される。
しばらく「ホンマやて」「ちゃうちゃう」のやりとり続くうち、やがてテレビからは「近畿地方で地震がありました 震度2 大阪…」とテロップが流れ始めて…。こんなことがけっこうありました。それが最近はすっかりなくなってしまい、逆に自分だけが気づかないってこともたびたび。こういうのってやっぱり年齢とともに退化していくのだろうか。いや年齢なんて関係ないと思うけど。
自分なりの仮説。私は人生の半分近くを木造家屋で過ごしました。四軒長屋の端っこが我が家そしてすぐ横の街路はたいした道幅でもないのに交通量はけっこう多かった。そしてトラックやらバスやら大型車両が通過するたびに、家の中は微妙な揺れを感じていたんですね。いまから思うとコワい話だけど、そのときはそんなものだと思ってたんです。
だから揺れにたいする微妙な感知能力が鍛えられ、転居したあともしばらくのあいだそれは維持できたと…。あれ、ひょっとしたらまったく逆か!しょっちゅう揺られてたってことは、微妙な揺れには鈍感になってしまうのか。なんだかわからなくなってきたぞ。たぶん生まれ育った住居環境と地震感知能力のあいだにはなんら関係性がないってことですね。
オマケに最近眠りが浅く、昨夜も勿論ハッと目が覚めましたし、自分の寝言やイビキでも目が覚めます。
仕事中でしたが、会社の外へ出たら近所の家の瓦屋根が落ち、塀も崩れていました。
携帯電話など混線して使い物になりません。
今後のために防災用具は用意して下さい。
寝室にはスニーカーを置いておきましょう。
懐中電灯、小型ラジオは常に装備。
電池も予備を買っておきましょう。
私は3年前の311でもあまり揺れを感じませんでした。ちょうど用を足していて、何だか体が揺れるな…、と感じました。
ある小説で、1912年の関東大震災で、愛媛県松山市の人が、かすかに揺れを感じた、というくだりがあります。
ふだんの備えはどうも忘れがちです。
防災用具一式も押入れの奥にしまったままで…。
しっかり調べておきます。
関西在住のかたの3・11体感はさまざまですね。敏感に受け止めたひとも、まったく感じなかったひとも。私もわからなかったクチです。
その松山の人の話は非常に興味深いものがありますね。