リニューアル工事のため一週間ほどまえに消灯した道頓堀のグリコの看板、こないだ前を通ったら全面が白いシートでおおわれていた。まわりがハデハデだけに正直ちょっと味気ない。再点灯する秋の季節までずっとこのままなんだろうか。シートの上になんらかの表現ができないものか。まあポッキーの宣伝でもいいけど。どちらにしても看板をバックに記念写真を撮るべく国内外からやってきた観光客のみなさんはちょっと残念。
でもこれはこれでめったにないことむしろ幸運の証し、などとうまくその場を納める言い回しが英語にあったのだけど忘れてしまった。かって英国のかたを金閣寺へご案内したとき、何十年かに一度の大修理で黄金の輝きがやはり白いシートですっぽり。そのときその言い回しを聞き、ウマく言うもんだなと思った。数年後にこんどは自分がローマのトレヴィの泉で同じ目にあったとき、ひとりその言い回しをつぶやいていたはず。
まあどちらにしてもリニューアルした看板の再点灯、秋の季節を楽しみに待ちましょう。ひょっとしたらそのころ阪神タイガースは9年ぶりの優勝目前、看板は優勝マジックとほぼ同時に点灯、するとグリコのおっさんは2003年のようにタイガースのユニフォームを着てバンザイをしていた、しかもゴメスやマートンのようにアゴひげをはやして…みたいなことにはならないだろうか。まあ世の中そんなうまいぐあいにはいかないか。
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