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2014年08月20日15:20

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不意に襲う夏の悲劇

広島で豪雨による土砂災害があり、現時点で27人のかたが亡くなられたということです。ご冥福をお祈りします。こういうニュースを聞くと、32年前に広島在住の親戚夫婦が同じ災害で命を落としたことを思い出します。1982年の夏、長崎で多くのかたが亡くなった大水害にご記憶ありますでしょうか。損壊した眼鏡橋の惨状が印象に強く残る、あの台風がその後広島を襲ったのです。

そのとき私は友人とアメリカ西海岸を旅行していました。無事に元気で旅程を消化していると伝えるべく、自宅に国際電話を入れたときこの一報を知ったのです。翌日グランド・キャニオンだったかヨセミテ国立公園だったか忘れましたが、やたら急斜面ばかりが続く山肌を散策したときには、好天気にもかかわらず必要以上に土砂崩れの危険を感じてしまいました。

それにしても不意に襲ってくる集中豪雨。今回つらい目に遭われた広島のみなさんも、数日前の福知山の惨状を見てまさか自分たちのエリアが同じ目に遭うとは思ってもみなかったに違いありません。そう、被害に遭われたかた誰しもが、まさかウチが、そしてあっという間のことだったと言い、やり場のない怒りを自治体の避難態勢の不備にぶつけたりしているのです。

前にも書きましたが、いまや自然災害はこの国にとって最大のカントリーリスクでは。これからは自然災害対策コストみたいなものが幅を効かせてくるのではないかと思います。たとえば保険代がオンされて野外フェスのチケットが高くなるとか…こんなレベルのことしか思いつかないところに、まだまだ自然災害は他人事、油断している証拠だなと自省しているところです。


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