アジア人観光客であふれるミナミの光景なんてもうめずらしくともなんともないけど、週末の午前中になるとその濃度はグッと高まる感じです。地元つまり日本のみなさんはまだ街にはくりださず、在宅している比率が高い時間帯、必然的にアジアのみなさんが目立ってしまうわけですね。まあ我々だって海外へ観光旅行したときには時間がもったいないと思って朝のうちから出かけますからね。午前中はホテルでのんびりなんてできない貧乏性ってやつで。
きょうの午前中はちょっとした用事があって心斎橋からなんばまで心斎橋筋をずっと歩いて南下しました。そこはもうほとんどエイジアン・タウン。多くの観光客グループからとびかういくつかの言語のなかをかいくぐり、日本語が聞こえてくるのはお店の売り子の声以外ごくわずか。どうぞどうぞせいぜい楽しんでってくださいという謙譲の精神をここぞとばかり発揮するこちら日本人。まあ台風が連れてきた真夏の光線がアジア的空気をさらに演出したのかもしれないけど。
心斎橋からなんばまで地下鉄の駅一つ分、いや最近は心斎橋から北へ本町にかけてもコアなお店がずらっとあるから駅二つ分か。アーケードに守られつつ両側に絶えることなくお店が並び、その果ては遥かかなたまったく見えないなんて、こんなエキサイティングなエリアは世界中探してもそうはないと思うのですが。ホントいつも思うことだけど、初めて訪れた外国人の気分になってウロウロしてみたいものです。きっとめくるめく楽しさやろなあ。
ログインしてコメントを確認・投稿する