雨空の星に願いを

おそらくどなたにでもあることだろうと思うけど、きのうは朝からすべてがやることなすこと悪いほうへ悪いほうへかたむくというか、思い通りにならないことばかり続いてしまって。いや、たまたま偶然が重なっただけだろうだし、すべて取るに足らないささいなことばかりですよ。本当にシリアスなことだったらこんなところには書いてないし。

あるところへ電話しても留守ばかりでまったく通じないし、あることの支払いで郵便局に振り込みに行っても手数料が思わぬ金額になってしまってもう一度出直しになったり、月いちの町医者検診も診療時間を勘違いしてて行きそびれたり、ジジババ喫茶でスポーツ新聞を読もうにもきのうは休刊日で置いてなかったり、その他もろもろ…。ね、ささいなことばかりでしょ。

でも夕刻にちょっと緊張を強いることが待ち構えていたから、ここまで続くとなんだかいやな予感がするじゃないですか。きょうは厄日、すべてがウマくいかなくてやっぱり最後はエライ目に遭うのかなと。するとますます緊張が高まってくるもので…。まあおかげさまでそれはウマくいったというよりは、むしろかろうじて逃げ切ったという感じに終わりましたが。

で、きのうは七夕だったと気がつくのは夜半をすぎてから。ああ、ある意味きょうは“一年に一度の出会いがある日”でよかったなと。城崎温泉に行くのも一年に一度でじゅうぶんだけど、こういう厄介な日も年に一度でじゅうぶん。もうコリゴリ、こんな日はできることならなしにしてくれとあらためて雨空の星に願いをかけたのでした。