「なか卯」に関するどうでもいいこと

昭和町駅周辺に牛丼屋は「なか卯」だけ、この手のものが食べたくなったときは選択の余地なく直行だ。ついこのあいだのこと、牛丼（正確には牛すき丼）の“並”を注文したはずなのに、目の前にドンと置かれたのはどうみても“大盛”。でも確信の持てなかった私は周りを見まわすも、たまたま周りに牛丼を食べているひとはいない。ひょっとして消費税増税による値上げにからめた対応策で増量したのかも。まあそのまま粛々といただきましたが。

このお店って、自販機でチケットを買ったと同時に加工音声のしゃべるオーダー内容が厨房に響くじゃないですか。配膳までの時間短縮を狙ってのシステムだろうけど。その声がカウンターのほう、つまり在店客にもけっこう聞こえるんですね。あれってはずかしく思うひといるのでは。たかがファストフードだしほとんどのひとはかまわないと思っているだろうけど、お店の側の“たかがファストフード”という気持ちがほかのところに出てきてほしくはないですね。

そういえば食べ終わって席を立つときいつも「ごちそうさんでした」と厨房に向かって言うのだけれど、そのタイミングでは（あきらかに聞こえているはずなのに）まったく無視されて、こちらがお店を出る瞬間、つまり自動ドアの音がして初めて「ありがとうございましたあ、またよろしくう」と言われたことが何度か。まあすべての店員がそうではないんだけど、マニュアルにたいする忠実な姿勢もここまで徹底されるとちょっとあきれてしまいますね。