近所のたこ焼き屋話

わが町昭和町はたこ焼き屋激戦区ということになってるらしく、「ごぶごぶ」のロケがやってきたときも浜ちゃんはたこ焼き屋ばっかり回ってたらしい。たしかにご近所のお店はいくつか思いうかぶけれど、住んでるこちらとしては激戦区なんていう感触はまったくない。大阪のこの程度の規模の下町ならどこでもこれくらいの数は点在してると思う。

阿倍野のたこ焼き屋というと「やまちゃん」が有名だ。“外はアツアツ＆カリカリ、中はトロトロ”。たしかに何もつけずそのままほおばってもしょうゆの味が効いていて美味しいけれど、あれってちょっと熱すぎないか。わかっていても毎回ヤケド寸前である。あと最初やたら熱いぶん、最後の1〜2個は急に冷めたものをほおばるように感じてしまうのもマイナスだと思うけど。

「やまちゃん」がブレイクしたおかげで“外はアツアツ＆カリカリ、中はトロトロ”がたこ焼きのトレンドになってしまい、観光客相手の道頓堀界隈ではその手のお店が主流になっているみたいだけど、けっしてそれがたこ焼きのすべてではないことは大阪の人間なら誰でも知っているはず。“外も中もユルユル”とか“どこまでいってもベチャベチャ”とかいろいろあるのです。

こんなことをつらつら書いたのは、きょうまたまた近所にたこ焼き屋（丸幸水産というチェーン系）が1軒オープンし、今月いっぱい有効の30％OFFクーポン券を「アベノTOWN」という新聞折り込みのミニコミ紙に発見し、さっそくそれを切りぬいたから。たこ焼きってむしょうに食べたくなるときがふいに襲ってくるから、そのときに備えておくというわけです。