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2020年02月19日02:05

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「Fukushima50 フクシマフィフティ」レビュー☆


渡辺謙、佐藤浩市主演他。あの時、福島第一原発に残った名もなき作業員たちを海外メディアはFukushima50と呼んだ―。2011年3月11日午後2時46分。マグニチュード9.0、最大震度7という日本の観測史上最大の東日本大震災が発生した。太平洋から到達した想定外の大津波は福島第一原発を襲う。内部に残り戦い続けたのは地元出身の作業員たち。外部と遮断されたイチエフ内では制御不能となった原発の暴走を止めるため、いまだ人類が経験したことのない世界初となる作戦が準備されていた。それは人の手でやるしかない命がけの作業。同じ頃、官邸内では東日本壊滅のシュミレーションが行なわれていた―。福島第一原発を放棄した場合、被害範囲は東京を含む半径250km。避難対象人口は約5000万人。それは、東日本の壊滅を意味する。全ての人に贈る、真実の物語。

10/10点!!容赦ない、この一言に尽きます。あの日あの場にはいなかったのに、冒頭3分以内に大揺れ&大津波が襲う福島第一原発に放り込まれます。福島にいなかった私ですら体感したことのない恐怖で、手が右往左往してしまったので(隣の人に手、借りようかと思いました(>_<))、福島県民の方は観たくても観れないんじゃないかと思います。3.11当時、私は恐怖と気にしなければいけない情報がキャパオーバーで、「各地に大津波がきてる。福島原発から放射能が漏れた。福島の親戚とは連絡取れていない。」くらいしか頭になく、目下、自分が立っている所の揺れに対応するので、精一杯でした。福島第一原発の格納容器1つの爆発をきっかけにその全てが爆発してしまったら、放射線量はチェルノブイリの10倍以上になり、私が住んでいる東京含む関東圏まで住めなくなっていたなんて知りませんでした。恐怖は思考を停止させるので、防衛本能で知ろうとしなかったが正しいのですが。福島第一原発の社員たちは、その危険性を誰より知っていたからこそ、放射能汚染されたエリアに踏み込み、家族を土地を国を守ろうと命を懸けてくれたのだとあらためて知りました。最も放射能に詳しいエキスパートたちの顔が、恐怖→決死の奮闘→絶望と変化していく様子ほど恐ろしいものはありません(>_<) それでも空中分解せずに最後までチームで奮闘する姿は、県民性もあると思いましたし、危険性を予期した上で働いていたんだろうなと感じました。それほど彼らの一つ一つの判断や言葉には重みがあり、弱音を吐かない姿に涙が溢れました。物語は吉田所長の病死(食道がん)で幕を閉じるわけですが、この映画は日本に暮らす全ての国民が観るべき作品だと思います。事故があっさりと風化し、全国の原発が再稼働している今、私たちはこの当時や今の福島第一原発のこと、原子力のメリット・デメリットをきちんと理解した上で、これからも原発に頼るか否かを議論し、行動に繋げていくことが急務だと、ビシビシ感じさせられる実話です。2020年公開。
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