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2020年05月27日08:48

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宇宙初期の予想外の巨大炭素ガス雲

宇宙初期の予想外の巨大炭素ガス雲
 日本が建設した南米チリの標高5000mの高地で宇宙に挑む電波望遠鏡ALMA(アルマ)で観測した18個の銀河の炭素ガスのデータを重ね合わせ(赤色で表示)、ハッブル宇宙望遠鏡による銀河の星の分布画像(青色で表示)と合成した画像。
 画像全体の視野は7万光年×7万光年です。炭素ガスが星の分布よりも大きく外側まで広がっていることがわかります。
 宇宙誕生後およそ10億年の時代にある銀河の周囲に、半径約3万光年におよぶ巨大な炭素ガス雲があることを世界で初めて発見しました。
 炭素は、宇宙がビッグバンによって誕生した時には存在しておらず、星の中の核融合反応によって作られ、星の最期である超新星爆発によって星の外に放出されたものです。

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