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2020年02月23日17:49

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トップリーグ2020〜1〜ラグビー人気

雨予報が一転した。秩父宮には強い日差しと温かい強風が吹いた。そんな中で行われたラグビートップリーグの第6節。これまで1勝のリコー対未勝利のNEC。それでも観客はバックスタンドの観客は入った。

NECはグリーンのフラッグを持った観客がスタンドを埋め声援を送るがこれまでまだ未勝利。一時の面影はない。リコーはボクが小学校の頃からそのチームの記憶がある。もう50年以上前の話で、歴史のあるチームの一つだ。和製オールブラックスと言われた時期があったが今も真っ黒のユニフォームに身を包んでブラックラムズのニックネームで親しまれている。

今日はリコーのディフェンスがNECにプレッシャーをかけた。NECはハンドリングミスが続いてリコーが主導権を握り前半を終えて12−0。2つのトライを奪ったがコンバージョンを一つ失敗した。だが、ものすごい強風が吹く秩父の宮での風上にいたリコーはこの点差は不十分だと思われた。

ラインアウトのボールが流れてノットストレートの反則を取られるほどの強い風。タッチライン沿いに断つフラッグのポールが折れんばかりに曲がっている。後半風上に立つNECはリードされていたものの逆転の可能性は十分にあったはずだ。だが後半開始早々リコーはトライを奪う。このトライが大きかった。

NECはその後風上を利用してタッチキックで大きく地域を挽回するとラインアウトから立て続けにトライを奪い19−12と1トライ差まで詰め寄ったが、後半30分にリコーがトライを奪い26−12と2トライ差にリードを広げると、リコーはボールキープを優先しそのまま逃げ切った。ボーナスポイント狙いにはいかなかったのはやはり勝利優先だったのだろう。

低迷する両チーム同士の対戦だったが、リコーが今シーズン2勝目を挙げ、NECはまだ未勝利で最下位に沈んでいる。かつては日本選手権を連覇したこともあるNECはこのところ降格争いを演じている。それでも両チームのファンは温かい拍手を送った。小さい子供連れの家族も多かった。「行けー」という女性の声も何度も聞こえた。

ラグビー人気は確実に続いている。この下位同士の試合にこそそれを感じた。



2020年2月22日 ラグビートップリーグ 第6節(於 秩父宮ラグビー場)
リコー26−12NEC

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