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2019年11月19日07:42

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神宮スズメの独り言2019秋〜84〜初優勝を目指して

明治神宮大会も高校の部は準決勝まできた。開幕試合から登場した健大高崎と昨年に引き続き北海道に優勝旗を届けたい白樺学園。

2試合連続でタイブレークを制した健大高崎は昨日の試合で延長の1イニングを投げ無失点に押さえたエースの下君が今日は先発した。白樺学園はエースの片山君を1塁手に回して坂本武紗士君が先発。初戦でもリリーフ登板をしている。

下君の調子は本来のものではなかった。サウスポー独特のスライダーが決まらない。ボールがはっきりしていた。初回から安打を浴び、2回には2安打と打撃妨害で満塁とされたがなんとか併殺に取った。

4回の健大は先頭打者が安打で出るも盗塁失敗。その後2塁打が出るというちぐはぐな攻撃だったが、背番号13の木川君はライトスタンドに運んだ。2点を先制。

健大は1回戦からこの準決勝までの3試合で盗塁失敗やスクイズ失敗などが目立ち機動破壊というチームイメージとはそぐわない。そして本塁打での先制。

2試合とも延長だった健大にとってこれで下君も落ち着いて試合終盤を押さえようと思ったはずだ。だが序盤から安定感は欠いた。それでも何とか凌ぐのがエースだ。3回4回と2死をとってから四死球という悪い流れもなんとか打ち取って来た。

だが6回、先頭の宮浦君が本塁打。そしてその後も安打と四球で無死1・2塁。送りバントはなんとか3塁で刺したが死球で満塁とされて2死満塁から三振振り逃げ。この捕手からの1塁送球が打者走者に当たってセーフ。3塁走者がホームインでこれが決勝点となった。

下君は結局155球を投げて完投。9安打与四死球7と苦しんだが粘り強い投球で勝利した。強そうに見えないが試合が終わると勝っている健大。厳しい試合展開でも勝利を引き寄せる何かがあるチームだ。1日置いての決勝戦。応援団も数多く詰めかける健大は明後日には多くの観客が応援席を埋めるだろう。



2019年11月18日 第50回明治神宮野球大会 高校の部 準決勝(於 明治神宮野球場)
健大高崎
000 200 100 = 3
000 002 000 = 2
白樺学園

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