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2019年11月15日17:23

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神宮スズメの独り言2019秋〜78〜来春また会おう

しめたと思っただろう。強いピッチャーゴロを倉敷商の永野君は好捕、併殺だ。だが、2塁への送球はセンターに達した。

1ー1で迎えた延長10回タイブレークでの無死1・2塁は2塁走者がホームインしてなおも無死1・2塁。

永野君は動揺したのだろう。その後はストレートの四球で満塁とされると、また3球続けてボール、4球目は打者にぶつけてしまい押し出し。さらに満塁本塁打を浴びた。1死もとれずに6点を失った。

機動破壊との異名をとる健大高崎はその影を潜めた。

1回2回と2死から四球で出ながらともに盗塁失敗。4回は四球で出た走者を山本君の2塁打で1点を入れたが、5回には無死1・3塁から代わったばかりの永野投手に対して初球をスクイズ。これが空振りで3塁走者がアウト。その後ワイルドピッチで一気に3塁を奪ったが投手ゴロで本塁憤死。

6回は1死1・3塁からまたしてもスクイズ。これがファウルでスリーバント失敗の三振となった。

そしてその裏には内野安打にエラーか絡んで3塁に進んだ走者を犠牲フライで返され同点、延長に突入していたのだ。

健大高崎は9回まで9つの四球をもらいながらも、バントや盗塁が決まらずにペースをつかめなかった。エースの下君は切れのいいスライダーで三振を奪い好投したが倉敷商の粘り強い守備に手こずった。

タイブレークでは相手のミスに乗じて結果は7ー1となったが、決して満足のいく勝利ではないだろう。

倉敷商は2試合の延長勝ちで中国大会を制した、得意の延長戦に持ち込んだが最後は力つきた。

しかしともに冬を越して一回り大きくなった春が楽しみなチームである。お互いに課題を得たこの試合。それを克服した姿を来春の甲子園で見せてもらいたい。



2019年11月15日 第50回明治神宮野球大会 高校の部 1回戦
健大高崎
000 100 000 6 = 7
000 000 100 0 = 1
倉敷商
0 0

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