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2019年10月23日20:31

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神宮スズメの独り言2019秋〜50〜完全優勝へ

久々に朝から青空が広がった神宮球場。先週雨の中で最終週を待たずして優勝を決めた中央。今日の東洋との試合は対照的だった。

東洋は1番に佐藤都志也君を置いた。すでにドラフト指名を受けてリーグ通算を100安打という個人記録を目指す佐藤君は本来の捕手ではなくライトでの出場だ。そして捕手には3年生の山崎君。そして先発はエースの3年生村上君ではなく、これまでリリーフ登板で頑張っていた帝京出身の1年生松澤君。3番には聖光学院の1年生矢吹君、4番は拓大紅陵からのこれも1年生廣岡君が入った。もう勝利は度外視、個人記録と来季に向けた体制作りという布陣だった。

一方の中央は優勝が決まったとはいえ、目指すは勝ち点5の完全優勝、そして明治神宮大会での優勝だ。当然優勝と決めたときとほぼ同じメンバーで打順やポジションが少し変わった程度だ。これが今週でシーズンを終える東洋と日本一を目指してあと1か月近く今シーズンが続く中央との違いだろう。

しかし、中央の先発はこれまで主に押さえエースとして9試合に登板し3勝を挙げていた後藤君を持ってきた。序盤は畠中君、皆川君の不調を植田君とともにリカバーしてチームを支えた。そして優勝が決まった後の今日の東洋との1回戦では先発を任された。まだこのシーズンは終わっていないという中央にとって来季と次のステージを見据えた唯一の采配だった。

両投手は互角の内容。被安打は4本ずつだったが、6回裏に中央は犠牲フライで1点を先制した。注目の佐藤都志也君は2塁手と右翼手が追いかける小フライがライト線ぎりぎりに落ちる2塁打で出塁し松本君も安打で繋いで1死2・3塁としたが後続が断たれた。

中央は7回からリリーフした羽田野君から2点を奪い、後藤君を楢山君、皆川君が繋いで完封。

完全優勝、そして明治神宮大会優勝を狙う中央と来季と個人タイトルを目指す東洋とのモチベーションの違いがあからさまに出た試合だった。



2019年10月23日 東都大学野球秋季リーグ戦 第7週1回戦(於 明治神宮野球場)
東洋
000 000 000 = 0
000 001 20x = 3
中央

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