勝ち点0同士の対決となった立教対東大は昨日の初戦で立教が勝利した。今日の先発は立教が手塚君、東大が坂口君。
立教は1回の裏、この日1番に抜擢された宮慎太郎君が先頭打者本塁打。その後も3連打とエラーも絡んで2点を追加。さらに犠牲フライで4−0とリードした。
東大は2回から坂口君から投手を小林大雅君に代えた。昨日も6回116球を投げて負け投手となった小林君は今日は2回から8回までのロングリリーフ。7イニング97球を投げた。
その後は6安打を打たれたが犠牲フライによる2点に押さえた。だが・・・・
東大打線は手塚君に対して6回で2安打1四球の無得点。リリーフした赤塚君と中川君にはパーフェクトに押さえられた。
その2番手の赤塚君は両手投げの投手だ。昨日の試合でリーグ戦初登板、そして今日ボクは初めて見た。右で投げれば144キロと今の立教の投手陣では最速投手。試合では右投手として投げたが、マウンドでの投球練習では左右両投げを披露した。グラブは左右両手用にできているようで、その都度はめ代えて投げた。4年生で最後のシーズンの赤塚君。早稲田と明治との2カードを残しているが、まだ登板機会はあるだろうか。
東大の小林君も4年生。そしてこれまでの8戦8敗の中で7試合に登板し46イニングの登板は驚異的だ。今日も4−0と初回にリードされてからも試合を壊さなかった。
優勝争いからは取り残された立教と東大。しかし、そこには最後の秋のシーズンにかける選手たちがいる。もちろん将来性に溢れ次のステージでも活躍が期待される選手たちも大きな魅力があるが、学生野球の最後のシーズンとして力を出し切ろうとする選手たちにも目が離せない。
秋のシーズン独特の空気が第5週に入って神宮に漂い始めている。
2019年10月15日 東京六大学野球秋季リーグ戦 第5週2回戦(於 明治神宮野球場)
東大
000 000 000 = 0
400 011 00x = 6
立教
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