ラグビーは修正能力との戦いだ。今日開幕したラグビーのW杯。キックオフから日本はミスが続いた。野球のようにいちいちベンチを向いて上司の指令を待つような競技ではない。うまくいかないときにどうするか、というより試合においてうまくいきすぎることなどないだろう。そのほとんどがうまくいかないはずだ。
のっけからリーチマイケルがミスをした。初回になんでもないサードゴロを主将である3塁手がトンネルしたようなものだ。監督はタイムをかけられない。そんな中で日本はきちんと修正した。試合の中でわずかな時間で・・・・
動きが硬いとか緊張しているとかプレッシャーがかかっているとかいろいろ指摘事項はあるだろう。だが選手自体がそれを認めている。
サッカーだったらどうだろうか。強気なコメントが売りの選手もいる。オレ様がキングだという態度の選手もいる。だが、今日のラグビージャパンはみんなが緊張していたといい、リーチマイケル自身が自分のミスからピンチになったと認めた。
逆にそこが強みなのかもしれない。自分たちは強くないが、いくらでも修正できる・・・・
それは強いということでもある。今日の試合は満足がいかないというファンが多いだろう。もちろん選手たちも満足してはいないはずだ。だが、いくらでも修正がきく。つまりはいくらでも強くなるということを感じた試合でもあった。
2019年9月20日 ラグビーW杯 POOL A 1節(於 東京スタジアム)
日本30−10ロシア
ログインしてコメントを確認・投稿する