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2018年11月14日09:30

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神宮スズメの独り言2018秋〜79〜大応援団とともに

明治神宮大会、大学の部の準決勝、第2試合。

環太平洋大学は日曜日と同様、ブラスバンドやチアリーダーなどの大応援団を送り込んできた。1回戦から登場の環太平洋大学は準々決勝で法政を破って意気上がる。昨年も慶應を破ったものの準決勝で星槎道都大学にコールド負けを喫している。今年こその意気込みがスタンドからも感じる。

対する近大は12年ぶりながら13回目の出場と言う伝統校、優勝経験もある。

関西の伝統校と岡山の新興校との対戦となった。

3回に試合は動く。環太平洋大学の梅本君がストレートの四球で出塁。押野君は詰まったセカンド後方の小フライ。ライトが前進してくるがボールはその前に落ちた。1塁走者はハーフウェイから2塁へ。しかし、ライトがこれを後逸、一気に無死2・3塁となった。そして岡田君と安藤君のタイムリーで3点先制。

この大会でもっとも声が出る大応援団から物凄い声援が上がる。対する近大の応援団はほとんどいない。控え部員がいるが応援団用の演台にはカバーがかかったまま。しかし、さすがに3点を失うとそのカバーを外して演台に何人かの部員が上がったが、カラフルな覆面をしてよく意味が分からない動きをしている。試合終盤には金太郎の格好をしたり、着ぐるみを着たりして演台には上がるが、声を揃えて選手の名前をコールしたりすることは一切ない。これがお笑い優先の関西では厳格な応援をする関東とは違ってこれになんの違和感もないのかもしれないが、ボクには不思議な光景だった。しかも長い伝統を誇る近大だ。

しかし、声で圧倒する環太平洋大学は5回にも2点を追加して試合を優位に進める。

近大も3回を除いて毎回安打を放ったが打線がつながらず、8回には環太平洋大学の西山君をリリーフした大石君に3安打を集めて1死満塁としたが、代わってマウンドに上がった仲尾君の前に連続三振で押さえられた。

そして8回裏、環太平洋大学は2つの四球と内野安打で満塁とし代打の熊倉君はレフト前にはじき返して7点差としてサヨナラコールドとなった。

勝った環太平洋大が放った安打は得点イニングだけで7本で7点。先発の西山君は7回まで投げて77球。9本の安打を浴びたが近大の初球打ちに助けられ無失点に押さえた。

環太平洋大の3塁手仲村君の攻守が光った。3番の安藤君は2安打で3打点を挙げた。ともに1年生だ。

野村監督が就任した時、六大学や東都に勝てるようになろうと語りかけ部員はみんな笑ったという。しかし、もう笑う人など一人もいない。2年連続六大学を撃破、そして決勝では東都代表の立正に挑む。あの大応援団とともに・・・・




2018年11月13日 第49回明治神宮野球大会 大学の部 準決勝(於 明治神宮野球場)
近畿大
000 000 00 = 0
003 020 11x = 7
環太平洋大

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