クラシックを聞かせた日本酒を思い出した（笑）

なんの効果もあるわけは無いのだが、そーゆー事が「付加価値」になっちゃう時代があったんである。
もっともらしく「素晴らしい音楽からはα波が発生して、酵母菌に良い影響が〜」みたいな事を言ってたような気もする。

んで、それは単に付加価値を狙っただけだし、買う方も「へえ、なんか感じイイ事やってんじゃーん」てな、バブル後期ならではのユルい印象で買っちゃったりなんかしててな（笑）

でも、それを酒蔵にそそのかしたか、何かした者の方は、ちょいとばかり怪しいと睨んでる。
作り手のさらに奥にいて名前は出ない何者かは、たぶんスピリチュアルだかニューソート思想の手の者だ。
ええっと、つまり

「信じれば願いは叶うッッ」
「ヤル気と熱意で道は拓けるッッ」
「我々の良い心は他の事象にも必ず影響を及ぼすッッ」
みたいな、そーゆー人達。
「良い音楽の"波動"がですね……」的な言説が、あの頃のビジネス界隈にひっそりと紛れ込んでいたりしたのだ。

だいたいのところは判る。
「波動がどーの」と言ってた者と、当時それに心酔していて、かつ酒販関係に関わっており＆クラシックに精通していた者。
そしてバブルならではのユルさで、あれは製品になってしまった。

それの数十年後かあ。
洒落と皮肉とウケ狙いでヘビメタ聞かせたブツが作られた上、「あんま変わんなかった」と作り手自身が言うくらいに、世の中は健全になったんだなあ（笑）

とか、そんな印象なんですけど






■野菜にヘヴィメタルを聴かせ続け意外な結果に　それでも辞めない理由がロックすぎた
(しらべぇ - 07月14日 17:51)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=202&from=diary&id=6591619