今では全国のイオンで見かけるし、時には売れずに半額にもなる日本酒「越乃寒梅」「八海山」「久保田」
その昔はめにする機会そのものが珍しく、また不当に高価だった事もあった。
酒屋が価格を釣り上げてもいたし、問屋免許をもつ者が転売もしていたそうである。
就職氷河期、あの不況の頃には「自己啓発本」が売れまくった。
あの頃に「ちゃんと働けて、それ以前のように稼げる人のやり方」というのが希少性を持ってしまったので、その方法自体が価値をもってしまったから。
…ま、宗教みたいなもんで、読んでマネしても成功なんかしなかったけどねー(笑)
ちょっとの苦労(探し回るとか)で、無数の人たちから抜け出して「自分だけは」になれる。
確かにこーゆーのに人間はよわいよね。
でも大抵そーゆーのはマスコミかそのへんの一般人の過剰な扱いのせいでクローズアップされたもので、あんまりジタバタして付き合わないほうがいい。
付加価値はなにしろ「付加」なので、実際の価値とはかけ離れてる。
じゅうぶんに出回れば、逆に見飽きて手を出さなくなるもんでしょ。
イオンの半額になった越乃寒梅を見るたびに、親が酒屋だった俺は軽く凹んだりするんだ。
昔は「こいつさえ扱えれば繁盛するんだろうなあ」なんて思ったのにねえ。
新型肺炎でマスク買い占めを「あおる」のは誰? 心理メカニズムに迫る
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=40&from=diary&id=5975713
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