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2020年02月25日12:13

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《前回〜2020/02/08のプレイ結果 『Ara Fell』》

●『Ara Fell』 現行版(旧版)、エンハンスド版βあわせて64h
ツクール製コマンドRPG。エルフの遺跡の探索中に指輪を見付けたリタが、古エルフの幽霊の導きで謎の石化病の解呪方を探したりバンパイアの暗躍を食い止めたりと、浮遊大陸AraFellを揺るがす危機に立ち向かう。涙あり笑いありラブラブ赤面ありの王道ファンタジー。

前回のプレイ結果を忘れた頃にプレイ続行…を繰り返しているため、序盤の細かい内容は覚えていないw。冒険心旺盛で気が強く(キャラフェイス画像も)表情豊かな主人公リタ、常に寄り添う戦士のエイドリアンを始め、単なる村人であっても個別のキャラグラ、顔グラが用意されていて、台詞一つとってもおざなりな感じはしなかった。嫌みのない濃度で度々NPCから世界観(AraFellが浮遊大陸となっている理由、過去に起こったエルフ対バンパイアの戦争、人間の時代の到来などの歴史)を聞かされ、とても丁寧に作られている感触があった。

戦闘はいわゆるアクティブターンバトル制。しかし…このゲームは「戦闘めんどー、話が読みたいんじゃー」という御仁向けに、「ストーリーモード」という全敵に9999ダメージを与える無消費アイテムが手に入る。で、私はこれで進めているから戦闘時のバランスとか不明。キャラの成長さえ間違わなければそこそこの手応えで遊び甲斐がありそう(適当)。

ちなみにパッと見は上記の通りよくあるジャパニーズ2DRPGだが、最初の村を旅立った後は主目的に沿わずに世界中の大抵の所には行けて、何かしらのサブクエストが仕込んであるオープンワールドRPG風にもなっている。私は後述の理由で余計なところには立ち寄らなかった(けど結構迷った)。

キャラクターを含む見た目はJRPGリスペクト。2Dマップは色鮮やかで、小動物や雪?などが常に動き回っていて非常に賑やか。しかし裏を返すとごちゃついていて見づらく、実際に歩ける範囲(キャラ通行可のマップチップ)が狭く小さく、一直線に歩ける場所がほとんど無い。なのにどこに行けばいいのか結構迷った。彷徨った。マップ移動のストレス度が高かった。ファストトラベルとして、所々に設置されたクリスタル間での瞬間移動できるが、それさえも屋内に設置されている方が多いため、一度見失うと辿り着くのにも時間がかかって本末転倒というか。

都度あやふやな自家翻訳で読み進めたため、ゲーム世界を捉え切れていないのが悔しい。16bit機風のドットフォントはCapture2Textでの誤認識が多く、手打ち翻訳は骨が折れるので途中で断念。目読で「こんな意味かなー」程度で進めてしまいました。で、初プレイから2年近く掛かってようやくラスボス戦へ!!

…ところが。

挑む直前にSteamの掲示板を見たら、去年夏から Enhanced Edition の開発を進めているって発表されているじゃないですか! (本当はニュースにも出てた) グラフィックはそのままで、ゲームエンジンを独自のものにして、アイテムや装備品の完全クラフト化(旧版では装備品の大半は売買品)、戦闘シーンの刷新、キャラの上級職とそのためのサブクエストの追加などの改良・追加があるなんて燃えるじゃないですか!よーしパパとっとと旧版をクリアして、ベータ版DLしちゃうぞ!

そしたらそのタイミングでほぼ最終βが公開されて、それまで無かった日本語にも対応されてるじゃないですか! (βテスト中は英語のみって話だった) もうね、すぐ最初から始めて一気にクリアしちゃいましたよ。実は日本人が作ってたんだろ?というくらい自然な出来の翻訳で、こういう話だったのか(おい) シナリオは旧版からは何一つ変わっていないわけですが、自分が誤翻訳していた部分などは「え、こいつそんなに女たらしだったの!?」と改めて驚いた点もあったりと、実に一粒で二度おいしかったです。

旧版を持っていれば新版へのアップグレードは無料ですが定価は980円→1480円とのこと。気になる発売日(更新日?)は3/26。PCだけではなく、スマホやSwitchにも出る気配。盛り上がるといいね。
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