mixiユーザー(id:23828885)

2019年02月22日06:45

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コンデンサーチューン(ホットイナズマ解説編になってしまった)

※最初に書いておきますが、私は否定派の与太話は時間の無駄だと思うし耳が腐るので聞きたくないし聞きません。
何事もやらない理由探しは個人でやって自己完結していただきたいし、自分が感じないとか納得いかないからと言って他人を否定するのは同意しかねます。



サン自工のホットイナズマに端を発する、所謂コンデンサーチューン…
販売側としてもいくつか売って取り付けたし、ユーザーとしても色々やってきた。
後々自作するようになってなるほどと思う点が幾つかあった。
まず最初のホットイナズマ、LR、HR、MR。
静電容量の問題なんかは別として、コンデンサをバッテリー端子に繋ぐだけで効果を発揮するという点に置いては、正直発明と言って差し支えないモノだと評価している。

ここで電気に詳しい御方々にはお目汚しですが、コンデンサとは何ぞや?という話を少々。
コンデンサとは基本的にキャパシタと言われる部品の事であります。
電気を貯める、蓄電をするモノは数あれど、電荷そのものを貯める事が出来る部品はコンデンサだけです。
いや…パチパチ静電気というか帯電も電荷そのものが貯まってるんですがね…アレは使い道が無いし、部品じゃないし、ただの厄介者なんで…無視します。
いや…化学反応による蓄電だって電荷っちゃ電荷なんですが…ややこしいなもう。
コンデンサは充電した電圧(電位差)を維持して、持っている電荷を瞬間的に一気に放電出来ます。
コンデンサは直流電流を通さず、交流電流は通します。

でまぁコンデンサは色んな用途で使われますが、ホットイナズマ的な使い方を大体電源バイパスコンデンサ、パスコンなんて言ったりしますね。
おそらく発想の発端は電源バイパスコンデンサなんだと思うし、オルタネータの充電電圧に対する平滑効果という点ではその役割も果たしているんですけどね、これが電力を消費する機器に対してデカップリングコンデンサの役割も果たしているみたいなんですね。
デカップリングコンデンサってのは本来電力を消費する機器のすぐそばに設置するモノですが、これをバッテリーに設置するだけで効果を発揮しちゃう点が発明だなぁと思うトコロです。

そしてオカルト的な効果…コンデンサの静電容量によって効くエンジン回転数に違いがあるという、何とも不思議な効果。
LRで470μF(マイクロファラッド)、HRで4700μF、MRでその両方を内蔵し、任意の回転数で効果を出しています。
コンデンサが持つ性質で電源に発生するノイズ(電圧スパイク)を吸収出来るんですが、これは静電容量や種類によって効く周波数帯が異なりますので、おそらくソレが効くエンジン回転数の違いなんだろうな〜と考えております。
が、それがオルタネータの充電電圧にあるリップルの平滑による効果なのか、プラグを点火すると発生する電圧降下への補正効果なのか、その辺はいまだにはっきりとは解りませんね。
LRの低回転トルクの上昇、HRの高回転に吸い込まれていくような感覚、MRのどっちも良いトコ取り…いずれも捨て難いフィーリングが得られます。
個人的にはHRのフィーリングが一番心地良く、エンジンが回りたがるような、もっとアクセル踏んでブン回してくれ〜的な感触はたまらないですね。



あら、ホットイナズマの話だけでこんなに…
ちょっと長くなっちゃったので、またの機会に続きます。

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