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2020年05月27日19:03

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種苗法改正は売国か否か

柴咲コウだけでなく
種苗法改正が売国法案だという識者は少なからずいる。
それらの主張を少しまとめてみた。
自分もまだ勉強途中なので、誤認箇所あったら優しく教えてくださいw

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まず、今回の種苗法改正の「表向き」の目的
これは「日本の優れた品種が海外に流出するのを防ぐため」としている。

しかしながらこれは何も種苗法改正をせずとも救う事は出来た。
UPOV条約に保護品種登録すれば、海外の農家は勝手に種を取り出せない。
日本、韓国、中国など世界各国が加盟している。
ちなみにシャインマスカットも保護品種登録されていなかった。

だから、「海外への流出防止」という観点では種苗法改正する
意味はあまりないのだ。

ではなぜ種苗法改正する必要があるのか?
実のところこれはかなり種苗企業優遇であり、
種を買う側の農家にとっての負担が増えて
日本の農業衰退のはじまりになりかねない。

これに対し、種苗法改正支持者はこう反論する
「保護の対象は『登録品種』のみで、『一般品種』は対象外。
日本の作物は9割方が『一般品種』なので殆ど影響がない」

農水省のHP見ると、「一般品種と登録品種」の一例があがっている。
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/shubyoho.html
こうやってみるとコメについてはコシヒカリとかササニシキとか
一般品種なので、確かに問題ないように見える。

ただ、そのページのリンクを辿ると「登録品種一覧」がPDFで落とせる。
http://www.hinshu2.maff.go.jp/vips/cmm/apCMM110.aspx?MOSS=1
見てみると、「コシヒカリ」が沢山ある。
コシヒカリでも色んな品種があって、中には登録品種であるものも沢山ある?
そもそも品目数では9割だとしても、生産数量ベースではどうなのか?
【ここが分からん部分なので、ご存知の方は教えて頂きたいです】

で、品種登録の出願状況を見てみるとこれまた興味深い。
http://www.hinshu2.maff.go.jp/gazette/syutugan/syutugan.html
結構、海外の企業が多い事に目がいく。

更に一見日本の企業だったとしても、実は株主は外資だったりという例が多いそうだ。
登録品種数で上位にある「株式会社〇〇〇のタネ」の株主を見てみると、
投資信託系が結構多い事に気づく。
投資信託は得てして海外からの投資であるケースも多いとの事。
【ここも詳しい人、誰か教えてください】

てことで、種苗法改正は将来的に日本の農業が
海外に乗っ取られる危険性が非常に高い売国法案だ!
というのが反対論者の主張だ。

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私的な見解としては今のところ「まあ、グレーだよなあ」というのが本音。
とりあえず柴咲コウを叩く根拠は何一つ見当たらない。
【かっこ】でくくった部分がもう少し明確にならないと何とも言えない。

ただ少なくとも、政府がこのコロナのどさくさに紛れてショックドクトリンを
成し遂げようとしている臭いがプンプンするし、
検察庁法改正とかどーでもいいニュースをわざと炎上させたのは
これをなるべく表に出さないようにするためなのではないかと勘繰っている。



柴咲コウ、中傷脅迫するユーザーに「法的措置検討」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=6097306
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