ところで皆さんは、「ぶつけたら、修理費が一番高いクルマは何だ？」と思いますか。ベンツやポルシェ。或いはフェラーリとか、それぞれ思い浮かべるかも知れないねえ。
実は「テスラ」だそーな。修理費ざっと360万だと。新車販売価格、600万程度なのになあ。
理由は、ボディが特殊なアルミ製で、一体成形だかららしい。
てか、これ、事故とかじゃねーで、駐車場とかで、ドライバーが自損でぶつけて凹ませた程度でも、同じ金額が掛かる。
ま、TVCMも一切してねーし、ビットコインとかの暗号通貨で購入可能では、ドコにディーラーや修理工場が有るかすら、俺にはさっぱり不明だけどねえ。
オーナーなら、「車両保険加盟必須」だよな。手前からすれば、殆ど「走る当たり屋状態」だけど。
取り敢えず、巷で見掛けたら、危険なんで、絶対に近付かねえ。駐車場では、隣りに停めないと為る。
テスラに限らず、この頃は、国産外車問わず、メーカーのセレブ客への囲い込み、本当にすげえよな。
新型GTRなんざ、タイヤ交換で、60万だもんな。タイヤ4個の他に、ディスクローターとパッドも、全部新品に交換で、これしねーと、保障打ち切りだと。
稼業の同僚のひとりが抜かしてたんだが、今、ベンツの新車とか買うと、高級車種だと、ディーラー車検の度に、これまた60万くれえ掛かるらしい。
新車に為れば為る程、電子機器の増加で、殆ど「家電製品に近く為る」そーな。要は、「パナソニックがこさえたTVは、ソニーでは直せない。況してや、近所の電気屋とかでは、もっと手に負えない」と。
まあ、俺からすれば、60万って金額は、「今乗ってる、ユーノス・ロードスターのエンジンを、新品に載せ換えても、10万以上釣りが来る」んでね。
畢竟、これでは、バイクやクルマも含めて、旧車が馬鹿みてーに値上りするのも頷ける。
数千万のロイヤリティを支払えねえ、町のバイク屋やクルマ屋には、そもそも新車を売る権利すら、メーカーは与えない。
近所の馴染みのバイク屋は、250ｃｃ以上の排気量のバイクの新車を、メーカー問わず販売を禁じられた。
あ、そうそう、前述のテスラだけど、バンパーぶつけて凹ませた程度なら、友人のクルマの板金屋曰く、「アルミボディでも、2万円以下で、完璧に修復出来るよ」とのコト。但し、メーカー保障は、即対象外に為るかも知れんが。
これまた私事だけど、手前の愛車も愛馬も、「年式が旧過ぎて、車両保険には到底加盟出来ない」けどね。
個人的には、「新車は、勘違いしてるセレブや、ワンランク上の生活望んでる、錯覚してる自称富裕層や、それに憧れてる馬鹿に、ローンやリース残クレも含めて、購入させろ」だよ。
こちとら、その対極に有る貧乏人だ。「安く購入出来る中古車を、上手に選んで、日銭の一部を注ぎ込んで、それ也に楽しく、日々を過ごす積り」でなあ！
お願いだから、「こっち側に来て欲しくねえ」のさ。
ま、今の旧車の高騰振りは、「投機対象の側面」なのも、重々承知の上なんだけどね（溜息）、
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