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2020年05月17日00:05

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今宵は、惚気話しで悪いが

■自粛期間に夫婦仲はどう変化した?「一緒にいられてうれしい」女性が約7割も!
(ママスタジアム - 05月16日 11:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=176&from=diary&id=6084264

うーん、嫁の気持ちは判らんが、俺は彼女から改めて、「手前の知らなかったコト、或いは知ろーともしなかったコト」を、知る機会を得られたと、心底思うよ。

今回の営業自粛で、3週間程、家に巣篭もり生活してみた。

外出なんざ、買い物。それも煙草と酒、他は、レンタルDVDと、趣味のクルマとバイク関係だけ。

振り返れば、ずーと「野郎の価値観だけで生きて来た」かも知れねえよ。

マイミクさんの多くはご存知の通り、こちとら、「家事一切は出来ねえ代りに、家の外でカネを稼ぐのに特化した馬鹿」なんでなあ。

ま、こいつは、「台所は女の城なんで、男は入らないでね」って、亡き母の「教育の結果」かも知れん。

旧家に見合いで嫁いだ彼女は、その辛い日々への抵抗からか、俺を、「女性を大切にしねーと、単体で生きられねーやつ」に、見事に育ててくれた。

な、もんで、今回の営業自粛期間は、彼女に、生活の術の大半を任せるしか無かったんだよ。

家の中に居ても、遣るこたー殆ど無い。てか、こっちは、「家の中に、ナニが有って、それがドコに有るのかも、全く知らなかった」のでなあ。

それこそ、最近我が家に居ついた猫3匹と、さして変わらん「まるで、ブタ小屋製造機」みてーだった。掃除も洗濯も遣った経験ねーので。

で、たまたま、庭先に飛んで来た鳥が、珍しかったので、彼女に訊いたら、「オナガって云うのよ」と。

二羽の白い蝶が互いに飛ぶ姿を見て、訊ねたら、「モンシロチョウの求愛のダンスね」だ。

雀がジッジッと鳴いてるのは、「我が家の猫が原因で、それで仲間に警報を出してる」そーな。

そして、庭にしだれて咲いてる花を指差して、こいつは何て花だい?と訊ねたら「藤よ。あっちはマリーゴールド」と。

・・・正直、愕然とさせられたぜ。

俺、今迄、草花や虫や鳥の名前や、その生態とか一切知らず、興味も関心も持たなかったのでな。

実は彼女は、「嫁と云うより、戦友に近い」んだよ。

過去に億の借金を抱えて、手前が事業の資金繰りに喘いでた時、嫁は奴隷に等しい、非正規就労の最先端で、手前の借金の利息を払う為に、その身を粉にしてたんだ。

ヤクザやテキヤに混じっての露天。業界用語の「アゲチカ」で、バルーン・アートを売ってたね。

俺に、借金の踏み倒しを決意させたのは、彼女の、「あのね。お腹に拳を当てると、空腹でも眠れるの」って台詞だったよ。

あの瞬間は、今も生涯忘れねーよ。例えるならば、「いきなり、モノクロームの風景が、フルカラーに変わった」くれえでな。

「俺は一体、ナニしてたんだよ」が、根底だったかもなあ。

その後の倒産や破産の時期を経験しても、彼女は、今も俺の隣に居る。

不思議なコトに、自宅でもそーだが、外食でも、嫁は俺の対面に絶対に座らねーのだけどな。
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