読むは辿る

【緊急アンケート企画】ブックカバーかける派？ かけない派？ ダ・ヴィンチニュース読者の回答を文学YouTuberベルさんが考察！
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=140&from=diary&id=5941307

手前の場合は、「自分で掛ける派」とでも云うのかな。実は俺、ブックカバーを、自分で、綺麗に折って、表紙と裏表紙を、カバーの内側に差し込むコトが出来るんだよ。

実は、最近の書店員さんの中では、これが出来なく為ってる人、すげー増えてるんだよなあ。

本に合わせてただ折るだけ。何度か、面と向かって「出来ません」って言われたから。

所謂、昔の「本の好きな本屋さん」って、出版不況のせいか激減したね。俺が住んでる新潟市の東区でも、今じゃ店舗型の書店はツタヤだけ。大半の書店は、イオンとかのショッピングモールのテナントに変わったよ。

恐らく、薄給で酷使されてるパートの書店員さんに、「え、カバー差し込め無いの？」と、相手を貶めるみてーな、返事するのも可哀相なんで、最近では、「カバーと栞だけ下さい」と抜かして、会計済ました後、店出てから自分で掛けちまうよーにしてる。

ブックカバー掛ける理由は、「要らぬ誤解を避けたいから」かもな。

普段読んでる本は、概ね2種類に分けられる。新書と文庫本さ。

稼業柄、ハードカバーの本は、持ち運ぶのに難儀なんでなあ。

で、新書に関しては、ルポルタージュばっか。タイトルだけでも衝撃的なもんが多い。内容的にも「貧困」や「犯罪」や「借金」、或いは「戦争犯罪や虐殺に関する本」とかなんで。

文庫本は、ミステリー小説が多いねえ。それもシリアルキラーとかを題材にしたのかなあ。実は俺、SFやファンタジーとか、まるで理解出来ねーのだよ。

映画でもスターウォーズやロードオブリングとか、途中で寝ちまうしな。精々が「MADMAX」くれーなんでな。

恐らく、想像力とか皆無に等しい。ま、mixiに一人称の駄文は書けるが、小説書くとか無理そーなんで。

そして、手前の周囲にサイコキラーみてえなやつ、過去に一度も遭遇してねえ・・・因みに、俺は若い頃、海外で組織犯罪に従事し、大規模なギャング抗争も経験してるから。

だから、この手の小説は、「自分が望める、最大のフィクション」だよ。

特に女流作家のハードボイルドものは、最近食指が動く。恋愛シーンとか、「あ、こんな風に接したら、相手は嬉しいのか」と、新たな気付きにも繋がるので。

趣味のバイクやクルマの本は、殆ど買わない。ありゃー「大人向けの絵本」だし、商業主義に裏打ちされてるから。てか、持ち運びが面倒なサイズばっかだしな。

そうそう、実は「かなりの速読」なんだよ・・・小説とかだと、大半、1時間くれえで読み終えるんだ。

そのせいか、読書の際は食事や喫茶店での休憩時間が、畢竟多く為り、食い物も、カレーやサンドイッチとか、片手で食えるもんが多く為ると。

なもんで、カバーは必需品さ。読書ってのは、他者の叡智に触れる貴重な刻。汚したら申し訳ねえのでなあ。

ふと思うよ。「読むは、辿るに等しいと」だが。