犯罪の構成要因として

■著名人の違法薬物、後絶たず＝「ストレス解消」「リラックス」
(時事通信社 - 11月17日 07:31)
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ま、本音を抜かせば、今回の沢尻エリカさんの逮捕も含めて、実はどーでも良いと思ってるよ。

こいつは自論なんだけど、果たして「薬物事犯は、犯罪なのか？」と、この手の報道が出る度に、毎度、考えさせられるもんで。

まあ、「営利目的で確信犯的に売ってるやつは別」だよ。片っ端から逮捕して良い。依存症を、カネ儲けで量産してんだからよ。

でもよ、薬物遣った人をパクるってのは、どーかな？なんで。

カネ払って購入した側からすれば、タトューやピアスに美容整形やレーシック同然に、「自分の身体を、自分でいじってドコが悪い？」が本音じゃねえかな。

「健康に悪い」って意見にしても、人には「愚行権」も有ると思うぜ。手前からすれば、流石に経験したコトねーけど、SMプレイかナニかで、縛られて、女王様だか大王様の、小便飲まされたり大便食わせられたりする方が、余程、身体に悪影響とか出んじゃねーか。

打ったり吸ったり食ってる側には、刑事犯罪の構成要因で有る、「被害者や加害者の境界が最初から存在してねえ」し、依存症と云う、「それに拠り、正常な日常生活が不可能な状態にさせられた」のなら、寧ろ「被害者」だと思うよ。

だったら、かような人パクるのも、「大いなる税金の無駄」にしか映らねえ。

ま、初犯ならば、どんな薬物でも、判決は「執行猶予が相場」で、田代まさしや清水健太郎みてーに、毎回紅白のメンバーの様に、服役まで行くのも居るけど、ちょっと待って欲しいぜ。

実はこの国では、ひと一人逮捕して、裁判受けさせて服役とかさせっと、「年間400万の税金が掛かる」んだ。

で、ネタ屋の電話番号ぐるぐる状態のジャンキーを、服役させても治らねーよ。前述の通り、犯罪意識なんざ希薄だし、それで誰か殺してもねーのだからさ。

因みに、この国の無差別殺傷事件の容疑者の大半は、「初犯で、薬物濫用経験は一切無し」が最多なんだよ。

少し想像力を働かして欲しい。「鬱病の人とかを、鉄格子の向こうに何年も閉じ込めて、果たして治るのか？」と。

踏み外した誰かを、「犯罪者では無く被害者、そして依存症と云う病人と捉えて、初めて対策が産まれる」と思うよ。

曰く、「病気にされたんだから、治しませんか？」で。

欧米の多くは、薬物依存症に関しては、「ドラッグ・コート」で対応してる。

意味は、「抜け出したいという意思を当人が示せば、逮捕や服役を免れ、適切なカウンセリングや治療を受けられる」ってコトでな。

だから、かような理由で、「その人が薬物事犯でとっ捕まっても、そいつの楽曲や映像が、打ち切られたり、スポンサーから損害賠償を請求されたりもしない」んだよ。

「その人の表現作品は、全く別物」なんだからさ。だから、今でも我等は、ビートルズやストーンズやピストルズやジミヘンやレイ・チャールズを普通に聴き、ブルースブラザーズのジョン・ベルーシの演技に笑ってられる。

てか、穿った見方をすれば、今回の沢尻エリカさんの逮捕は、存外は「政治銘柄」で、安部クンの、桜を見る会や、まるで植民地同然の日米貿易協定の、報道時間を削減する為に、敢えて、サツや麻取が「忖度」して、この時期にパクったかも知れねーけどな。

もし、こいつが真実だったとしたら、「薬物犯罪より、ずっと深刻」だったりすんでねえ。