最悪の政治犯罪

■桜を見る会中止、首相「私の判断」　招待基準含め見直し
(朝日新聞デジタル - 11月13日 17:07)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5862778

自らの英断と胸を張ってるけど、こいつは、誰がどー観ても「証拠隠滅の指示」にしか映らねーよな。

現実に、国民の税金で、飲み食いした後援会の関係者達は、続々と自らのブログやツィッターとか削除してるらしいので。

これ迄も、団扇や鮭やイクラとか、後援会に配って、辞任に追い込まれた大臣とか、枚挙に暇ねえよな。

実は、国会議員が自らの後援会に、自費で物品を配ったり、飲み食いさせたりは、「明確な公職選挙法違反」なんだよ。

理由は議員の給与は、「国民の税金から出てる」んでな。

特定の団体・・・特に自らの支持団体に、特別な利益供与は、だから犯罪と見做されるんだ。

他の先進国ならば、「即、逮捕で、議員資格剥奪、間違い無し」なんだぜ。

この国では、「議員特権で、自ら辞めない限り、不逮捕特権が行使出来、大臣を罷免されたり、党籍喪っても、次の選挙迄、議員報酬を貰い続けられる」って、殆ど議会制民主主義の否定が慣例化してるけどな。

「北方領土を戦争で取り戻せ」なんて酒の席で遺族会の前で抜かした馬鹿とか、今も議員を続けてられるだろ。

でも、今回の一件は、「大臣を辞めさせられるのに相応しい」と思うよ。総理大臣なら尚更さ。

こいつは、首相のポケットマネーどころじゃねーで、「国民の税金で、自分の後援会に、飲み食いさせた」んだからよ！

てーか、小泉の「改革」から以降、安部のそれも含めて、この辺りは「議会制民主主義の全否定からの、政治的腐食の行き着いた果て」と、抜かしても構わねえ。

手法は実に単純だよ。「政府諮問会議」だの「国家戦略会議」とか設けて、そこに「自分に献金する、仲良しのお友達を集め、密室で、新たな法案を決めさせる」んだ。

当然、そこには、「自身にとって耳の痛い意見を言う、労働者の代表とかは、最初から招かれねえ」。

決定される法案は、小泉内閣の頃は、「派遣法の製造分野への全面解禁」とか。その功績に拠り、御用経済学者の竹中平蔵は、人材派遣大手パソナの会長に迎い入れられ、今も億単位の年俸を得てる。

最近では、加計学園への国有地のタダ同然の売却や、英語試験でのベネッセへの利益供与かねえ。籠池夫妻は失敗した。だから容赦無く切り捨て、獄死や発狂を願っての、常識では考えられねえ長期拘留を実現させた。

少し刑法に詳しいやつからすれば、こいつは「在宅起訴で済む案件」だから。

でな、その「お友達のみで、密室で決められた、自らに旨味の有る法案のみ」を、「過半数を占める自公の議席数を利用して、議論も討論もろくに無く、賛成多数で法制化」だ。

「果たして、ここに議会制民主主義は、存在してるのか？」と、改めて問いたい。

あ、因みに、安部も麻生も小渕もついでに鳩山もそーだけど、ここで断言しとく。「この国の世襲の国会議員の全員は、親の資産を、後援会名義にするコトで、実は、1円も相続税の納税を免れてる」のだから。

正常な市民感覚が有る国家ならば、反政府デモどころか、こいつは「国内での、暴動や革命が起きてもおかしくねー状況」だよ。

北の三代目のでぶとか笑ってられねえ。あっちは、まだ一人なんでなあ。