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2019年11月06日23:10

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カフェ・レーサーの所以

■川重、伊ビモータと合弁=高級二輪の名門支援
(時事通信社 - 11月06日 21:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5854428

おービモータとは、懐かしい名前だよなあ。今宵は、思い切り手前の趣味の日記でもと。

時計の針を30年少し程巻き戻し、場所はロンドン・タウン。そこで俺は生きて来た。

当時の英国は、バックヤード・ビルダー(主に、日本製バイクのエンジンを流用した、フレーム換装)が最多だったのでなあ。

理由は、日本のバイクの輸出で、英国のバイクメーカーが、次々、倒産に追い込まれたので。

潰れたメーカーは幾つ有ったのか・・・曰く、トライアンフ、BSA、ノートン、AJS、アリエル・・・枚挙にいとまねーよ。

でも、第二次大戦後の、英国のバイクメーカーの北米への輸出は、彼の国のバイク産業を壊滅させたんだよな。

因みに、当時の北米に存在してたのは、ヘンダーソン、エクセルシャー、インディアン、ポラリスとか100社以上存在してた。

実に、ハーレー・ダビッドソン1社を残して、全て倒産や廃業させられた。

あ、ハーレー社も1984年には、劇的な倒産危機を経験してるよ。あと6時間で破産だったそーだしな。

で、ビモータの話題なんだが、俺からすれば、当時の「フレーム・ビルダー」は、あの頃の英国には、百花繚乱の趣きが有ったよねえ。

モト・マーチンってご存知かい?ホンダのCBXの空冷6気筒の4バルブ6キャブエンジンを、バードゲージ・フレームに積んで、セパハンにバックステップ、2眼のハーフカウル。

勿論、動力性能は、さして高くねーのだよ。でも、スタイルは無茶苦茶に格好良かったからさ。

当時、この会社ってーか、店舗の裏には、「エンジンを抜かれたCBXが、骨柄みてーに、どんどこ投げ捨てて有った」ので。

ハリス・マグナムに、シリーとか、この手の「日本車のエンジンを流用した、「小規模のビルダー」は、実に多かったのだよ。

で、彼等の目指してたのは、「恐らく、カフェ・レーサー」かと。

語源に関しては諸説有るけど、要は、「喫茶店の前に乗り付けて、格好良いバイク」だと思う。

別にサーキットを走る必要もねーので、実は性能はどーでも良い。

最近、もー一度「カタナに乗ろーかと夢想してる」んだけどな。




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