無料低額診療事業をご存知ですか

■保険証なくても受診可能　厚労省が医療機関に通知
(朝日新聞デジタル - 10月16日 14:39)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5828137

で、今宵は一見地味なこの記事に、日記でもと。

厚労省相変わらずだよなあ・・・これでは、ホームレスを避難所で断った、どっかの区役所と、メンタリティの低さは、さして変わらん。

今回の台風の罹災者のみって、どんだけ人、選別したがりやがんだよ。

台風19号が大規模災害なら、貧困だって「大規模政治災害の結果」じゃねーか！

今、この国を、特にネットやSNSで覆ってるのは、「ヘイトとレイシズム」だと思う。

こんなに拡散しちまった理由は、「社会に、相対的貧困と格差が増え、自己責任論ばっかが蔓延した結果」じゃねーかな。

社会学者の本田由紀女史が、名付けた「ハイパー・メリトテラシー社会」って言葉が、そいつを象徴してるのかもね。

意味は、兎に角、「あらゆる階層で、極限迄、それぞれが競争を強いられる社会」に、この国は変貌したよ。

理由に関しては、例えばセブンイレブンみてーに、本社は黒字でも、株主配当最優先で、大リストラで、帳簿上の黒字を求める企業」なんてのも出始めてるのでな。

因みに、上場してる大企業の、内部留保は「GDPの500兆円に匹敵」してる。株主配当は幾らなんだが、想像も着かねーけどね。

で、彼等財界の献金で、歴代与党が実現したのが、「法改正に拠る、雇用の流動化」でな。

これで、多くの人が「分断された」よねえ。

だってよ、大勢の人が、それぞれのフィールドで競争させられるってのは、即ち「自らの権利の制限を体感させられ、現在の立場や地位を喪うのを、過剰に恐怖させられる社会」でも有るんだ。

だから、「自分より弱者に映る人が、憲法の生存権を盾に、政府に異議申し立てするのが、自分の今のフィールドに過剰に侵食されると、錯覚させられた人も量産される」と。

所謂、この記事に「被災者限定」とか、排他的なコメントを寄せた輩も「その類」だしね。

恐らく、在日の人や、障害抱える人や、或いはホームレスの人が、生存権から声を挙げるのも、「生意気だ」と、感じるんだろーな。

でも、大丈夫。彼等の血を吐くよーな叫びは、貴方の日常に、1ミリも影響を及ぼさねーからさ。

コンビニやスーパーの店頭で、店員に土下座を求めるクレーマー客とかも、それに起因してる。皆、少しの落度で、「自分の存在感が否定されると誤解し激昂する程、ちっぽけにされた権利でしか、自己肯定感を得らねー程、日常で、経済的に抑圧を受けてる人々」さ。

あ、タイトルの意味なんだけど、この「無料低額診療事業」で、スマホやPCで、是非検索して欲しい。

少なくとも、保険証を取り上げられたり、路上で生活強いられても、「取り敢えず、この医療機関なら、診察受けられる」のでな。

命の軽重に、「カネ次第」なんざ、絶対に有っては為らねーのだからさ。

どんな状況の人にも、「具体的に逃れる方法は存在してる」んでな。それすら知らずに、「自己責任論で、誰か叩いてても、状況は一切好転せず、最後は、自分を責めて自殺か、誰か家族を殺したり、親が死んでも放置」なんてえ人が、量産され続けるのでな。

あ、この日記だが、「是非、拡散希望」です。宜しくお願い致しますね。