■NYで、いきなり!閉店 ステーキ本場で苦戦
(朝日新聞デジタル - 02月15日 16:35)
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流石に、こいつは無理が有ったと思うよ。立ち食い好きなニューヨーカーでも、ステーキを立って食おーとは考えねーのでな。
幕の内弁当や懐石料理を、立って食いたいか?と同じなんで。
私事だが、30〜35歳迄の5年間、商用で年の半分を北米大陸で過ごした時期あんだ。移動の足はエイビスやハーツのレンタカー。マスタングのコンバーチブルがお気に入りだったねえ。
昼食は大抵、ロードサイドのダイナーだったよ。
基本、彼の国では、テーブル席は、誰かと同伴して、食事しながら商談とか。一人で利用の際は、カウンターだった。
どの店でも、一番高額なメニューは、ステーキとロブスター。で、エビ料理に関しては小エビのカクテルも含み、米国内のダイナーなら、大抵注文出来たよ。これ、ネバダとかの砂漠の地でも可能だったのでなあ。
最初にステーキを注文した時は、本当に驚いたぜ。山盛りのフレンチフライドポテトに囲まれたそいつは、「殆ど味が着いて無かった」からさ。
そして、焼き上がったステーキと同時に、テーブルに並べられた、香辛料にもっと驚かされたよ。
塩、胡椒、ソースにマスタード、ケチャップとかだったので。
要は、「お前の好きに味付けして食ってくれ。もし食えねーで残したのなら、ウェイトレスにチップ払って片付けて貰え」と感じたから。
そん時、「あ、こいつが、多民族国家なんだよなあ」と、強く意識したよ。
食文化も摂取量も、そして体型も、皆違うのでな。
最大公約数で、「誰でも食える飯」って、かような形態と為ると心底思ったもんで。
因みに、フツーの日本人が米国で暮らすと、大半は「1ヶ月で10キロくれえ体重が増える」んだ。
「ご飯は残さず食べましょう」って、親の躾の結果かも知れねーけどな。
以後、俺は、ダイナーで一人で食う際は、「サラダ・バー(一定の料金払えば、おかわり自由)」ばっか利用してたよ。あっちでは、サラダに、ミートソース・パスタ(イタリア系移民からすれば、前菜だ)なんてのも含まれてたのでなあ。
・・・ロードサイドのダイナーか・・・もう一度行ってみたいよ。大して美味くねーのだけど、満腹して、食後のコーヒー片手に、仕方なしに煙草を燻らす俺の間抜け顔も、まんざら、悪く無かったと記憶してるんで。
ま、今宵は軽い話題で悪い。たまには書いてみたかったのでなあ。
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