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2019年01月10日18:33

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生産性でもコストでも無く

■新出生前診断、施設の要件緩和する案 常勤医の態勢など
(朝日新聞デジタル - 01月10日 13:48)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5451287

てーか、俺、この記事に寄せられたつぶやき見て(読む価値ねえし)心底ぞっとしてな。

障害抱えた子供産んだら、生産性もコストも半端ねえので、その前に堕します」って、社会は、「もし貴方が後遺障害抱えたら、生産性ゼロで見捨てられる社会」をも意味するので。

人生なんざ、大半の人には腐る程長えーので、誰だって事故や持病と無縁じゃねーのでな。

なもんで、障害者の居ない社会は実現不可能さ。だったら、「障害背負った人にも、平等に参画可能な社会こさえた方が、ずっと現実的」だよ。

てか、何の為に「社会保障制度が存在して、我等の税金で運営されてる」のかなんでな。

実は、社会的弱者に軸足を置いた社会は、「難しい誰かに優しいぶん、どなたもが生き易い」んで。

今、高福祉の北欧とかに、障害負ったお子さん連れて、移民する日本のお母さん、結構増えてるそーな。「日本じゃ、怖くて育てられないから」と。

で、この出生前診断を突き詰めちまうと、最終的には、「間違った優生思想からの、デザイナーズ・ベイビィ」とかに、辿り着き易いのでな。

「間引く」と、「もっと優れた子供」は、表裏一体さ。

恐らく、飛び付くのは富裕層。彼等は、「格差から階層社会への移行を望んでる」ので。そして対極には、膨大な数の、「投資家にだけ忠実で、何時でも遣い捨て可能で、自らの権利にすら気付かない、貧困層」を必要としてるので。

そー云えば、去年、映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観たんだが、感銘受けたのは大きく2点さ。

そいつは「優れた才能は、その出自を問わない」で、もーひとつは、「少しめんどくせー人だって、家族は構築出来る」だったから。
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